grtnと愉快な仲間たち-2 ページ13
いっそのこと全部を暴露してやろうか。
幹部全員がそんなことを思いつつも。
おいお前一番新人やろいやいやここは先輩方を顔を立てようとね？そんな殊勝な性格してないやろお前どうすんねん身内の恋愛沙汰に首突っ込むとか俺嫌やぞ当たり前やん夜のあれこれとか聞きたないわ仲間のシモの事情とか聞かされるのとか地獄やんけじゃあ俺が二人共に添い寝するってのはそれだけはやめろぉ！
そんな会話をしててんわやんわし、結局は刺激せずに見守ろう、という結論が出た。地雷かなんかかな？
そしてある時。
大先生がこんなことを言い出した。
そしてこれが俺達幹部の中に波紋を起こしたのは言うまでも無い。
「グルちゃんとトン氏から、どうやったらこの恋を諦めることができるか相談された……」
「は？」
大先生から、トントンとグルッペン以外に召集の連絡が来たと思ったらこれである。兄さんやしんぺい神、軍曹は仕事の都合上呼ばれなかったが。
満場一致でこの声が出た。
「諦めるって、え？ なに？」
「大先生、説明」
『トントンが好きなんだ。そう、気付いてしまった。だが……まさかこんな劣情をあいつに抱いているなんて、知られたくないんだ』
『グルッペンが好きなんや。自覚してしもた。けれど、あいつにこんな想いを抱くなんて間違っとるのは理解しとる。』
『どうにかして、諦めたいんや』
「あいつらは何を言っているんだ」
「それな！」
「それしか言えねぇ！ 何言ってるんやあいつら！」
真顔でそう言ったオスマンに皆が同調する。すげえな、真顔で標準語で喋るオスマンとか滅多に見いへんで。
そこに慌てたエーミールが声を上げる。
「ちょちょちょちょ、ちょっと！ これ、ほっといたらすれ違って結局くっつかないんとちゃいますか！？」
「マジで！？ 僕いつ付き合うかなーって思っていつでも
「なんか読みがおかしいぞゾムゥ！」
「やめとけよお前！」
すかさずコネシマと俺がツッコミを入れる。そんな時くらいやめといたれよお前！
そこにロボロが顔を引きつらせて言った。
grtnと愉快な仲間たち-3→←grtnと愉快な仲間たち-1
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もちもち(プロフ) - リンゴリンさん» コメントありがとうございます。投稿滞ってて申し訳ねえです、はい。面白いなら何よりです。ありがとうございます、頑張りますー！ (2020年4月14日 15時) (
レス) id: cd13c32878 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴリン - utchi面白いです！chi受け最高です！！これからも、がんばってください！Ｏ(≧∇≦)Ｏ (2020年4月13日 21時) (レス) id: 6776d558db (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - ぽっぽさん» やったぜコメントありがとうございます。めんつゆ君は良いぞ……詐欺師組は良いぞ……完全に私得なだけの物語しか置いてないので喜んでもらえたなら嬉しいです。これからもよろしくお願いしますー！ (2020年3月17日 11時) (レス) id: cd13c32878 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぽ(プロフ) - Oh....めちゃ好きです...私得やあ....(めんつゆ君推し) (2020年3月17日 7時) (レス) id: 7f95ff817f (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - まうるもちさん» あ、コメントまたありがとうございますー！語彙力と無駄がない表現だけが取り柄ですので(｀・∀・´ )情緒とは(ゲンドウポーズ)。コメントありがてえありがてえ、これからもよければよろしくお願いしますですー。 (2020年3月15日 11時) (レス) id: cd13c32878 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
