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「……正直、俺何見せられてんだって感じでしたね」
「あっはっはっはっは！ いやーショッピくん災難やったなー！」
「殺すぞ」
「シンプルな殺害予告！ いいぞショッピ尖っていけえ！」
「はー、お前らの距離感分かりませんわ」
鬱がサムズアップするコネシマを見てそうこぼした。談話室でそう会話を続けていれば、頰をかきながら男が寄ってきた。
「いや、なんか悪かったな……俺も弟も」
黒髪黒目、ゾムと全く同じ姿形をしながらも、ゾムより落ち着いた雰囲気を醸し出している青年。ゾムは短髪なのに対し、彼は少し長く伸びた髪を後ろで軽く結んで纏めていた。
緑色のパーカーを着てショッピの側に寄ってきた彼は、眉を下げてふわりと笑った。
「はあ。いえ、大丈夫ですゾムークさん。俺の精神的被害を鑑みなければ被害はゼロなんで」
「おっとこれは案外根に持っとるな？ ごめんて、今度書類手伝ったるから」
「マジかやったぜ」
「えっショッピくんだけずるいじゃないですか旦那！ 僕も是非」
「大先生はまず自分でやってからな」
「ああんひどぅい」
さめざめと泣く振りをする大先生を一瞥してから、ゾムークと呼ばれた青年は三人を見て目を細めた。
「ほんま、仲ええなあ」
心底嬉しそうにそう言うものだから、ショッピは一瞬言葉に詰まる。
「……そういえば、ゾムークって名前安直過ぎません？ ほとんどゾムさんと同じじゃないですか」
「ん？ うーん……ぱっと思い付いたのがそれやったし……管理番号もなんか変やろ？」
若干ショッピと鬱が口を引きつらせる。さらっと闇を漏らしてくるのやめて欲しい。
「それに、俺みたいに前の記憶はないけど、他にも沢山同じ姿のやついたもんなあ」
「はい？」
「ん？ いや、こっちの話。気にせんでええよ」
そうゾムークはふわふわと笑う。
ゾムークは、結局軍部に所属することになった。かつてはゾムと対等に渡り合ったとして、模擬戦のみでの戦闘要員としても扱われ、読み書き計算の知識が時代にそぐわない程優れているとのことで、書類係としても重宝されている。
性格は、ゾムと似ているようで似ていない。イタズラ好きであるが、ゾムークは落ち着きがある。理性的で、まるで歳を取った老獪のような態度を垣間見せることもある。優しく、困っている人間がいればそれなりに見捨てずに、助けようとする。他人に対する慈愛の念など、どこで培われたものなのか分からないほど、彼の中の常識としてそれが根付いている。
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まんま - 失礼します。前作のutciは完結したんですか？ (1月6日 23時) (
レス) id: f3ab7c070a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみもち(プロフ) - うみさん» 総統は総統でしかないので総統らしいと思ってくれたら何よりだ！私の小説で誰かを幸せにできたなら作者冥利に尽きるぜ！ありがとう！情緒消しとんだ？やったぜ┗( ･´ｰ･｀)┛ (2020年10月2日 22時) (レス) id: cd13c32878 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみもち(プロフ) - うみさん» 毎度ながらコメント速いな？？ありがとうございます！！携帯さんかわいそう(こなみ)。総統と総統はカッコいいを煮詰めたように書いてるので書きづらいのに書きやすいという不思議な現象に陥っております。作者のせいで携帯さんが被害を受けたなら嬉しいぞ！ (2020年10月2日 22時) (レス) id: cd13c32878 (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - いやもうまじで好きです、、、、、、前世の総統が「"お前達"はもう俺の手から離れてしまった」って言った時「ん"""""っっっ！！！」ってなって携帯投げちゃいましたよ壊れちゃう！！！！ありがとうございます私は幸せです。 (2020年10月2日 20時) (レス) id: c77cf16874 (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - ヒエッ、、、、、、、またそうやって情緒乱すんだから！！！もう、、、もう！！！！！通知来てないけどもしかしたらと思って見に来たら総統と総統がめっちゃかっこいいやり取りしてて情緒消しとんじゃったじゃないですかどうしてくれる！？！？！？ (2020年10月2日 20時) (レス) id: c77cf16874 (このIDを非表示/違反報告)
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