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「うわ、マイキー何してんの?」

いじめ?とAは嫌な顔をしてマイキーを見つめる。


「違ェよ、こいつ東卍(ウチ)の問題児。三途って名前」
「離せよマイキー」


ぷらん、とマイキーに襟元を掴まれ宙ぶらりんにされているのは口元に特徴的な傷がある男。


「他の隊じゃ手ェ付けらんねぇ暴れ馬だ」
「ふぅん。じゃあAのとこ入れる?」

臨時の6番隊!とAが言うと、マイキーは速攻「駄目だ」と拒否する。

「えー、なんで?」
「言っただろ、此奴は入った先々で問題起こしてる。Aに危険な目に遭って欲しくねぇし」

「そっかー、残念」



「…お前の隊がいい」
「え、Aの隊がいいの?」
「おい三途、テメェ何Aのこと"オマエ"なんて呼んでんの?」

Aが驚くと同時に三途はマイキーに思い切り蹴られていた。吹っ飛ぶ三途、更に驚くA。

慌てて地面に転がる三途に駆け寄り、心配そうに声をかける。

「大丈夫?えーと…三途くん?」
「…Aの隊がいい」

ぎゅ、とAの腕にしがみつく三途。中性的な容姿で甘えられ、Aは少し可愛いな、と思った。


「うーん、Aは良いけどマイキーがなんて言うかだなぁ」

どーする?マイキー。とAがマイキーに尋ねると、マイキーは少し考え込んでいる様子。





「…まずは礼儀からな、三途」


キッチリ教えてやる♡とマイキーは指の骨を鳴らしながら三途に近づいていった。

「此奴が礼儀正しくなってAへの扱い身につけたら考える。今のところはナシだな。生意気すぎる」


「じゃーなA!気をつけて帰れよ〜」
「う、うん。三途くんも頑張って…」

マイキーはそう言って三途をズルズル引きずってどこかへと消えていった。


「…三途くん死なないよね?でもマイキー本気だったよなあの顔…」


三途の生死を安否しながらも、Aは帰路へと着いた。

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まる(プロフ) - 律さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - YUKIさん» よかったです…!続編もよろしくお願いします。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
- 90話が2つあります (2022年3月24日 14時) (レス) id: 9309c00326 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - 見るのが初めてだったのでよかったです。 (2022年3月1日 17時) (レス) @page32 id: 4941e1735c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 芹奈さん» 遅くなり申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます。訂正致しましたので良ければご確認ください。 (2022年2月3日 1時) (レス) @page16 id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まる | 作成日時:2021年9月21日 17時

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