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「…A、ホンキ?」
「あはは、Aが嘘ついたことある?」
ホンキだよ。とマイキーに伝えるA。
「…いーよ。Aの頼みだし、聞いてやる」
「やったあ!嬉唄ちゃん、よかったね」
「え、え…?」
話の展開についていけない島村。喜んでいるのはAのみ。
「…ちょっと来い、A」
「はあい」
すると場地がいきなり立ち上がり、Aを店の外への連れ去った。
___
「A、なに考えてンだ?」
「んー?そのまんまだよ」
「…Aが危険な目に遭うの、もう見たくねェ。それは俺だけじゃなく、彼奴ら全員そう思ってる」
場地が苦しそうな声でぽつり、ぽつりと話し出した。
「けーすけ。心配してくれてありがとう。いい友達を持ててAは嬉しい」
「っじゃあ、アイツ今すぐにでも辞めさせようぜ」
「それはだーめ」
するとAは場地の肩を持ち、ずいっと顔と顔の距離を縮めた。
「これから嬉唄ちゃんのお陰で楽しいことが起きる気がするの」
「だから、Aのお願い聞いて?けーすけ」
そう言い、にこりと微笑んだ。
その笑顔に、場地は息をするのも忘れるほど見惚れてしまっていた。
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まる(プロフ) - 律さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - YUKIさん» よかったです…!続編もよろしくお願いします。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
律 - 90話が2つあります (2022年3月24日 14時) (レス) id: 9309c00326 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - 見るのが初めてだったのでよかったです。 (2022年3月1日 17時) (レス) @page32 id: 4941e1735c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 芹奈さん» 遅くなり申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます。訂正致しましたので良ければご確認ください。 (2022年2月3日 1時) (レス) @page16 id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる | 作成日時:2021年9月21日 17時