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「Aちゃん、千冬。ちょっといいかな」
帰り道。花垣が2人にそう声を掛ける。
花垣より一歩前を歩いていた二人はくるりと振り返り頷いた。
「勿論」
「おー」
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「俺、
神妙な面持ちで花垣がそう言えば、松野はきょとんとした顔で問いかける。
「え、なんで?八戒は黒龍に入っちまたし、なんも達成できてなくね?」
「まあまあ、千冬くん!一回武道くんの話聞いてみよ?」
ね?とAが松野に首を傾げながら言えば「そうっすね」と千冬が従う。二人の視線が花垣へと集まった。
「八戒は大寿の暴力から柚葉ちゃんを守る為に大寿を殺した。だったら、三ツ谷くんが大寿から柚葉ちゃんを解放した今、八戒に大寿を殺す理由はない」
「未来は変わってるんじゃないか?」
「…かもしれないね。でも、何も変わってなかったら?」
ぽつりと、独り言のようにそう言ったAに花垣は再び口を開く。
「そしたらまた
「獄中なのにどーやって直人と握手すんだよ」
と、花垣の声を遮るようにして松野が言う。
「今お前が未来に帰ったら戻って来れないかもしれない。リスク高すぎるだろ」
「それに柚葉ちゃんを解放したのは三ツ谷くんだ。
「お前が何も変えてない以上、未来が変わってる訳ないだろ?」
畳みかけるように松野が話し続ける。語気は強いが言っていることは概ね正論な為、Aは口を噤んだ。何方かといえばAも花垣が未来へ行くことには反対意見である。
三人がそのような話し合いを続けている後ろから、焦ったような足音が一つ。
振り返れば息を切らした八戒が立っていた。
「っやっと見つけた…!」
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飛鳥 - 続き楽しみに待ってます! (3月14日 7時) (レス) @page36 id: 2cfd6d6f99 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - めっちゃ好きです!!!続き待ってます!気が向いたら更新してください!応援してます! (12月29日 17時) (レス) @page36 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
シア(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (10月28日 20時) (レス) @page35 id: 38b8a932a2 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのみき - 東リベの夢小説史上面白い小説でした!更新頑張ってください! (10月13日 22時) (レス) @page34 id: d976c5d16a (このIDを非表示/違反報告)
名無し68593号(プロフ) - 更新ありがとうございます‼️最高です (10月6日 23時) (レス) id: 38145731e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる | 作成日時:2021年10月16日 21時