○○【KMF2】○2○ (ページ10)

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“弟が生まれたから遊びに来て”って誘われて、高嗣くんの家にお邪魔した。

高嗣「1ヶ月ちょっとなんだ」

A「かわいい…」

抱っこさせてもらうと、ミルクの匂いがして、頰がぷにぷにで、手も小さくて…ぜんぶかわいい。

健永「俺にも抱っこさせてよ!」

A「泣かさない?」

健永「今笑ってんじゃん!」

高嗣「おまえら夫婦みたい笑」

健永「俺らも子供つくる?笑」

A「ばっ…バカじゃないの!?

私たちまだ高校生だし!!
俺らも、って弟でしょ!」

健永「動揺しすぎ笑

でも、あと半年もしないうちに卒業するんだからさ…準備してもいいんじゃないの?笑」

A「だめっ!大学行けなくなっちゃう!」

高嗣「子供より大学か笑

2人の子供できたらベビー服あげなきゃね笑」

A「高嗣くんまでやめてよ…」

高嗣「重くなってきたでしょ?
はしゃいだからもうすぐ寝るんだよ。

毛布持ってくるから、待ってて」

ベビーベッドに毛布がなかったから、高嗣くんが取りにいった。

健永「さっき言ったこと…いつかできたらなあ、とは思ってるよ」

A「2人きりになると言うんだから…」

健永「ふふ、俺は男の子がいいな。

名前は…」

A「まだ早いってば」

健永「はいはい笑」

A「ニヤニヤすんな!」

高嗣「なに、夫婦喧嘩?笑」

健永「そうなんだよ～、うちの奥様ご立腹笑」

A「奥様…」

高嗣「もうそろそろやめとけば?
顔真っ赤だよ笑」

奥様はズルい…っ

高嗣「アツアツ夫婦は帰れ笑
旦那様、明日な」

健永「お、旦那帰るわ」

もう勝手にやってろ…!!

健永「いつか純白のウエディングドレス着せちゃる」

A「そんときは絶対高いの選んでやる!」

健永「ハネムーンなしならいいよ」

A「～っ」

健永「やっぱいじりがいあるわ、A笑」

こんな私たちが本当に結婚するのかは、また別のお話。

健永「いっそディズニーウエディングとか、ド派手にやっちゃう?笑」

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