°○ぴりぴり○° ページ4
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スパークリングウォーターを飲んでる健永の横顔を眺めた。
健永「ん?Aもこれ飲みたい?」
私の視線に気づいたみたいだけど首を横に振った。
だって、私は炭酸が飲めないから。
健永「A、炭酸飲めないんじゃなかったっけ?」
A「そうだよ。いいなあって思っただけ」
健永「じゃあひとくちだけ飲んでみなよ」
グラスを渡されてひとくち含んだけど、この舌を刺激するようなぴりぴりした感触が好きじゃない。
A「…やっぱり無理」
健永「こっちおいで」
腰を抱かれて距離が近くなった。
顔が近づいてきて目を閉じたら唇が重なって、舌で隙間をこじ開けて何かが入ってきた。
これって…
A「これ…スパークリングウォーター…?」
健永「そうだよ、こうやって飲めば少しは薄まるかなあって思って。
どう?」
私の口の端から顎にかけて少し零れた跡を拭いながら、優しく微笑んだ。
A「これくらいならまだ…平気」
健永「よかった、もうひとくちいる?」
A「ううん、もういらない。
強くないのなら大丈夫ってわかったから」
健永「ただのキスをがいい?」
A「そんなこと言ってな……ん、」
入ってきた舌は、なんだかぴりぴりしてる気がして逃げたけど、すぐに捕まえられて絡まった。
健永「ソファーじゃなくてベッド行こ?」
A「も、今日はダメ…
朝連れてかれたばっかじゃ、ん…
明日撮影入り早いんでしょ……ぁっ
やだってば、明日歩けなくなっちゃう…っ」
健永「俺が優しく介抱してあげる」
A「そういうことじゃな、わっ!
…この、オオカミっ!!」
健永「わぉ〜んっ」
必死の抵抗も虚しく、本日2度目のイタダキマスされた。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:lovenectar | 作成日時:2015年10月8日 23時