○○【KMF2】○2○ (ページ14)

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°○ぼさぼさ○° ページ14

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健永「Aー」

A「ちょっとまってー」

朝食をお皿に盛りつけてたら寝室から寝起きの声が聞こえた。
枕に顔を埋めて私の名前を連呼する健永はライオンのように爆発していた。

健永「きて」

ベッドに腰掛けたら頭に手が伸びてきて、髪をぐっちゃぐちゃにされた。

健永「Aもおそろい。
Aもやってよ。手ぐしって気持ちいーよ?」

爆発してるけどふわふわな柔らかい髪を、丁寧に指で梳いていく。

A「こんなゆっくりしてて大丈夫なの?」

健永「さっき迎え2時間延ばすって連絡あった。

だから一緒に二度寝しよ?」

ずるずるベッドに引き込まれて、結んでいたエプロンの紐が外されてベッドの下にエプロンが落ちた。
頭の下にぐりぐり腕を差し込んできた。

A「腕枕するの好きだよね」

健永「Aだってされるの好きじゃん」

シワになっちゃうから部屋着に着替えたいんだけど…

A「、何やってんのっ」

健永「え?脱がしてんの」

平然とした顔でどんどん服を剥いでいく。

A「二度寝するんでしょ!?」

健永「A見てたら眠くなくなった☆」

リビングからチャイムの音が聞こえた。

A「誰か来ちゃう!」

早く出なきゃ、と思ってたら鍵が開いて扉が開く音がして何人か入ってきた。
合鍵持ってる人が他にいるの…?

高嗣「健永ー?」

健永「げ、メンバーじゃん」

A「え!?早く服返して!!」

裕太「寝室から声するけど。健永まだ寝てん…の、」

「「…」」

俊哉「健永ちゃんと説明して」

リビングで健永のパーカー1枚の私。なにこれ。

健永「マイハニー♡」

…この子バカなの?

A「ごめんなさい、あんな…」

初対面で恥ずかしすぎる…

太輔「いや、こっちこそ勝手に押しかけちゃって」

裕太「彼女がいることも知らなかったから」

健永「だって会わせたらかわいいとか言うもん」

朝食の量を足して皆さんに出すときもべったりくっつき虫みたいに離れなかった。

A「こんなカッコだから着替えてくるから食べてて」

健永「行っちゃいやん」

A「すぐ戻ってくる」

もう…どうしちゃったんだろう。

健永「遅いっ」

A「はいはい、ごめんね～」

かわいいから許しちゃう。

高嗣「また今度ゆっくり」

健永「だめ!!A行ってきます」

唇にぶちゅってキスされてばたばた出ていった。

行ってらっしゃい言えなかった笑

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