°○ぺろぺろ○° ページ13
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A「かわいい…」
デレデレで見てるのは動物番組。
私もぺろぺろされたい…っ
「何見てんの?」
A「わっ…」
私の後にお風呂に入った健永が出てきた。
A「なんでもない」
慌ててチャンネルを変えた。
健永が出てた動物番組の録画を観てたなんて言えない。
健永「酒飲む?」
A「んー…ちょっとだけ」
あんま強くないし。
1缶ですぐふわふわしちゃうもん。
甘いお酒をあっためてちまちま飲む。
たまたまつけたのが恋愛ドラマか…観てない途中のだからわかんないや…
健永は同じ事務所の人が主演だからって真剣に観てる。
「わん」
A「え…?」
健永「さっき動物番組観てたじゃん」
なんでバレてんの…
健永「にゃーん」
すりすり顔をこすりつけてきた。
健永「どっちが好き?」
『愛してる』
テレビのドラマではベッドにヒロインを押し倒して濃厚なキスを交わしてる。
テレビをぼーっと見ていたら、私もカーペットに押し倒された。
健永「愛してる」
A「…っ」
健永「で、ぺろぺろされたいんでしょ?
犬と猫どっちがいい?」
A「わかんな…っ」
柔らかに押さえる手。深く交わる唇。
ドラマとほとんど一緒。
A「ひゃっ…ん、」
耳、首筋、鎖骨…
どんどん舌が下がっていってルームウェアのもこもこのパーカーが脱がされていく。
A「もっ…い、ぁんっ」
健永「俺が遊んでた動物よりうまいでしょ?
ま、俺はされてた側だったけどね」
A「健永じゃなくて動物がよかったのに…こんな変態な動物いないもんっ」
健永「言ったなあ」
A「やぁっ」
パーカーをぺろんと取られて床に落ちた。
肌寒いまま抱き上げられて寝室に連れてかれる。
A「テレビついてる!」
健永「もう消したよ」
A「で、電気…」
健永「消した」
A「お酒の缶!」
健永「なに、そんなイヤ?」
A「ちが…くて…」
健永「Aがぺろぺろされたいって言うから」
口に出してたのか。
健永「大人しく食べられてよ」
A「んん、っ」
キャミソールの紐に指がかかって、はらりと腕に落ちた。
健永が出てる番組は健永がいるときは観ないようにしよう。
後ろから苦しいくらい強く抱きしめてくる健永を見て、そう思った。
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作者名:lovenectar | 作成日時:2015年10月8日 23時