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°○くんくん○° ページ15







今日はインテリアの香りものを求めてお買い物。

マッサージ用とディヒューザーのアロマオイルと入浴のバスソルトと…
あとはペアで使える香水がほしいな。

まずはボディーショップ。
家の近くに自分のマッサージ店をもっている私は、こうして頻繁に買い出しをしている。
お客様の匂いの好き嫌いがあるから真剣に選ばなくちゃ。

バスソルトは美容好きな健永に任せてアロマオイルやボディークリームなどを購入した。

健永が常連のお店で香水選び。
健永は店員さんと話して真剣に選んでくれる。
私の手首につけてくんくんしたり自分の手首につけてみたり。

でもボディーショップですでに嗅覚を使い果たした私は、いろんな匂いが混じりすぎてよくわからなくなってしまった。


健永「Aはどっちがいい?
この店の1番人気と、2番人気。
どっちも男女でつけてもいいかんじのやつだよ。爽やかだし。
違いわかる?」


A「匂いわかんなくなっちゃった。
健永の好きな方でいいよ」


どっちを買ったのかわからないけど、100mlの大きめのものを健永が買ってくれた。
割り勘って言おうとしたら即答でダメって言われちゃった。
優しいな。


夕食を済ませてお風呂に入ってあとは寝るだけってときに、健永がマッサージしてって言い出した。


健永「たまにはいいでしょ?」


A「いいけど…」

いつも疲れてるもんね。癒してあげなきゃ。


健永「料金取らないよね?

タダでいいでしょ?」


A「恋人からお金とるほどケチじゃないですー」


ベッドでマッサージをはじめてすぐに寝息が聞こえてきた。
そっと起こさないように体から退いて布団に入った。


健永「寝てないよ。
勝手にマッサージ終わらせちゃダメでしょ」


拘束されて厭らしく服の裾を捲ってあたたかい手が誘惑するように揺れている。

顔を近づけてくんくんしてきた。
同じシャンプーとボディーシャンプーの匂いがしてくすぐったい。


A「ちょっと。いいって言ってないでしょ。
えっち、変態」


健永「そのえっちで変態なやつをすきなのは誰ですか?」


…いつもこうやって勝てないこと知ってて意地悪するんだから、たまにはやってやる。


A「すきじゃないもん、だいすきだもん」


健永「………」

やった、勝った。
みるみる顔が赤くなった。


A「やった、私の勝ち」


健永「…それはずるい」

あっという間に距離がなくなって、今日買ったアロマが、ふわっと香った。





°○こそこそ○°→←°○くりくり○°


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 短編集 , フリー   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:lovenectar | 作成日時:2015年8月5日 17時

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