°○くねくね○° ページ12
・
いつもより遅く明日のために残業をして、くたくたで最寄駅の改札を抜けた。
エスカレーターに乗ろうとしたら目の前に制服を着た中学生の幼いカップル。
…正直すごい邪魔だな…。
なんでそんな手繋いで2人でくねくねしてるの?
…まぁ、中学時代恋人いなかったから羨ましくてイラッとしてるだけなんだろうけど。
最近は幼稚園児でもカップルいるみたいだし。
はぁ…現代の若者は…
A「ただいま〜…」
健永「おかえり。
…疲労感たっぷりの顔してる笑」
A「だってさ、聞いてよ!
こんな遅いのに制服着た中学生がいちゃいちゃくねくねしてるの!
補導されてもおかしくないよ」
健永「くねくねって何笑」
A「こうやって!
くねくねの何がいいんだかわかんないよ」
真似してくねくねしてみたら
健永はそんなカップル見たことないって言う。
ほんとなのに。
まだお腹を抱えて笑ってる。
健永「じゃあ、俺たちもくねくねしてみる?
何がいいのかわかるかもよ笑」
手を繋いでくねくねしてみた。
…やっぱわかんない。
健永「俺これ結構好きだわ笑
今度信号待ちのときとかやってみようよ」
A「やだよ」
気に入ったのか簡単なご飯とおつまみを作ってるときもキッチンまでついてきてくねくね。
まったりテレビを観るときも隣でくねくね。
飽きずにくねくねしてるから、あんなに嫌だったのに、なんだかかわいくてしょうがなくなってきてしまった。
健永「一緒にくねくねしよーっ」
A「しょうがないな笑」
たまにはこういうおふざけもいいなぁ、なんて思った。
・
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:lovenectar | 作成日時:2015年8月5日 17時