☆第8章 ページ10
sideシルク
シ｢…集まったな。｣
俺が集合をかけてから数10分後には全員来て、各々が自分の定位置についた。
マ｢なんかあったの？｣
シ｢今から話す……ぺけ、自分から言えるか？｣
ぺけたんを見ると少し不安そうな顔をして、力無く首を横に振った。
…そりゃそうだよな。
今まで隠し通してきたものを話すのはだいぶ勇気がいることだし。
シ｢じゃあ、俺が言ってもいいか？｣
ぺ｢うん、ありがとうシルク…｣
大丈夫、お前はもう充分頑張ったから。
俺はぺけたんの頭を撫で、皆と向き合う形で座り直した。
シ｢まず、集まってもらったのはぺけたんのことについてだ。理由を話す前に、一つだけ約束してほしいことがある。｣
シ｢…なにがあっても、ぺけを俺らで守る。いいな？｣
皆の反応は
モ｢なにがあったかはまだ分からないけど…うん、約束する。｣
ダ｢モトキに同意。約束しないわけないだろ。｣
マ｢当たり前だろ、安心しろよ！な、ザカ。｣
ザ｢うん！大丈夫だよぺけ、俺らがいるから！｣
ン｢約束する以外ないでしょ！だから…そんな顔しないで、ぺけたん。俺らがついてるから…｣
シ｢…言ったろ、ぺけ。こいつらなら大丈夫だって。｣
ぺ｢…うぅ…みんなありがとぉ…！！｣
またぺけたんから流れる星々。
あ、やべ、皆固まってるわ。説明しないと。
シ｢見て分かる通り、ぺけたんは病気を患ってんだ。『星涙病』って言うんだって。ぺけが付けた名前。｣
モ｢キレイだね……｣
シ｢だろ！？……じゃなくて！ぺけが今までこれを隠してたのは理由がある。｣
ザ｢隠してたって…前からだったの！？｣
シ｢そう、小学生のときから。その理由っていうのが………狙われたんだ、きったねぇ野郎どもに。んで、そいつらは今も血眼になってぺけを探してるらしい。だから……俺らで守りたい。｣
皆の顔を一人一人見ていくと、全員覚悟を決めた目をしていた。
シ｢多分、相当リスクが高い…それでもいけるか？｣
4｢｢｢｢おう！｣｣｣｣
シ｢よかったな、ぺけ！｣
ぺ｢皆…大好きぃ！！｣
ぺけたんはそう言って立ち上がると4人に抱きついた。
ちょっとヤキモチ妬くけど今日は仕方ない！
シ｢俺も混ぜろー！！｣
俺は抱きしめ合ってる5人に思いっきり飛びついてやった。
(あぁ、幸せだな…)
この幸せは続かせる、絶対に。
シ｢あ、そういえばこの星って食えんだよ。｣
4｢｢｢｢まじで！？｣｣｣｣
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米人 - めちゃくちゃいいです!!頑張ってください!!応援してます!! (2018年6月3日 20時) (
レス) id: 03f4802aa7 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん - すごく良かったです！シルぺけ好きの私は、凄く幸せです！( *´艸｀)これからも楽しみにしているので頑張ってください！応援しています！Fight！！です(*'ω'*) (2018年5月1日 19時) (レス) id: 5d94a00dd8 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん - めちゃくちゃ好きな設定で面白い作品ですね。頑張ってくださいね。 (2017年8月29日 0時) (レス) id: 6ef57d87f6 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - プロインドさん» ありがとうございます´ω`*頑張ります！ (2017年3月29日 12時) (レス) id: ec2df11289 (このIDを非表示/違反報告)
プロインド - ぺけたん可愛すぎ(*^◯^*)設定がファンタジーっぽくてめっちゃ好きです！これからも頑張ってください！！！アデュー (2017年3月28日 22時) (レス) id: 8f36f4d372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マル | 作成日時：2017年3月24日 9時
