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20. ページ21
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私は正直、自分の合否なんてあまり興味が無かった
けどまさか…
お母さんがあんなにも喜んでくれるなんて、思ってもみなかった。
貴『…出久』
私は今、出久の部屋の前にいる
合否はどうだったのか…それだけが気になって仕方がない。
扉の前で名前を呼んでみても返事がない
鍵は空いていたので取手に手を伸ばした
貴『…出久入る…ょ…っ！？』
扉を開けようとしたその時、突然扉を開け私に飛びついてきた出久
貴『い、出久…？』
出「…う……だっ…ょ……っ」
貴『…？』
下を向いたまま何かを呟いたいずくに、もう一度聞き返す
パッと顔を上げた出久の表情は…
貴『っ！！』
聞かずともわかった…
その顔…その笑顔…
出久…
出「雄英！合格だったよ！！！」
他の人と比べたら全然だろう…
けど私の中では今まで以上の笑顔でこう応えた
貴『っおめでとう出久』
…大変なのはきっとこれからだろう…
けど今はそんな事より…
また出久と一緒に入れることが、
私にとっては、なによりも嬉しい事だった…
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作者名：マルコ | 作成日時：2018年11月20日 20時
