生意気な、唇 <second>【名前変換オリジナル】

66 ページ16

「…ん」




あれ？私…陽向と一緒にいたはずじゃ…





陽向「あ、起きました？大丈夫ですか？」


陽向は心配そうな顔をして私に近寄る。






「え、どういう事？」









――事は4時間前に遡る







陽向「瀬奈さん、もう5時ですよ〜」



「あれ？もうそんな経った？」



陽向「ご飯作らないと」



「私作るよ、買い物行ってくるね」







って出てって…





「どこのスーパーもなんで今日はセールで混んでるのよ！！」



「仕方ない少し遠いけどあっちのスーパー行くか…」




ってなって…









「…ただいまぁ〜…」





陽向「瀬奈さんおかえりー今日大丈夫？ってえ！」



「もう…無理ぃ」





って暑さで倒れたんだ









――今






「熱中症的なやつかな？」



陽向「熱中症予備軍ですよ、無理して遠いところ行かなくても良かったのに」



「だって混んでるのやだもん」


陽向「まぁ先輩が無事で良かった」





「…ありがと」









あれ？…









「ねぇ、私の服変わってない？」




陽向「ああ、汗かいてたから変えときました」







え、






「見たな？」









陽向「いや、少ししか…？」







見たんかい！！！









「まぁいいや、ありがとね…てかもうこんな時間か」






陽向「お風呂入れそうですか？」







「…うーん」




入りたいけど動きたくないな…





陽向「じゃあ、一緒に行きましょうか」









……え？









※暑さに気をつけて

67→←65

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す