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丸山side
勢い余って思わず自分の気持ち
ぶちまけてもうたけど…
丸「っ…ごめん…
今はそんな気持ちになられへんよな。
…これから、ゆっくりでええから。」
今は、そんなん言うてる場合とちゃうよな。
Aちゃんの心と身体の回復が
何よりも最優先やから。
でも…。
丸「でも、Aちゃんの
“もう私と関わらないでください”
ってお願いは聞いてあげれへん。
…ええよね？」
「…っ…は、い…(涙)」
僕が、ちゃんと傍におってあげなかったから…
大切にできなかったから、
こんなことになってもうた。
その事実は変わらへん。
もう二度と、こんなことはさせたらあかん。
丸「…あのね。一つだけ…
ずっと内緒にしてたことがあんねん。」
「……何ですか…？」
丸「…信じてもらえるか、分からへんねんけど…」
Aちゃんに話そうか、ずっと迷ってたこと。
丸「あの日……
最初にまるちゃんとAちゃんに
出会った日＿」
地面に横たわるまるちゃんを上着で包もうと、
まるちゃんの身体に触れた瞬間やった。
丸「脳内に、な？
直接、イメージが流れ込んできてん。」
「……イメージ…？」
あれは…
たぶん、まるちゃんの記憶や感情やと思う。
丸「…とにかく、Aちゃんのことが
大好きで大好きで…
Aちゃんが家に帰って来たときの
まるちゃんの嬉しい気持ちとか…
Aちゃんに撫でられて、抱っこされて、
すっごく幸せな気持ちとか…
そんなんが、な？
映像と一緒に、僕の中にぶわーって
流れ込んできてん。」
「う、そ……(涙)」
丸「…一瞬、すごいびっくりしたんやけどさ。
でも、これはまるちゃんの記憶で、
まるちゃんは、Aちゃんとおって
ほんまに幸せやったんやろな…って…
もう、とにかく“Aちゃん大好き！”って
感情で溢れててん。」
「…っ、…ｸﾞｽｯ…(泣)」
丸「…動物と会話できるナントカさん、
みたいな、さ。
俺にも特殊能力が目覚めたんか！と思うて…
友達ん家のトイプーちゃん触ってみたけど
そんな現象は起こらへんかったのよね。
やから…まるちゃんは同じ名前を持つ俺やから
伝えてくれたんかな、って…」
「ｸﾞｽｯ…そんなことっ……(泣)」
丸「…信じられへんよね。
でも、ほんまやねんっ…」
俺があの場に遭遇したことも、
偶然やとは思えへん。
まるちゃんが呼んでくれたんやって…
今でもそう思うてる。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - しゅしゅさん» 初めまして！お返事遅くなってごめんなさい💦お読みいただきありがとうございました！楽しんで?いただけたようで何よりです☺️ぜひこれからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします！ (2022年1月9日 21時) (
レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 莉虹(元 結愛)さん» お返事遅くなってごめんなさい💦お読みいただきありがとうございました！文章が分かりやすい、読みやすいと言っていただけて嬉しいです☺️これからもよろしくお願いします！ (2022年1月9日 21時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - はじめまして。ゆず丸さんの小説が大好きです。今回の作品は一気に読んだのですがずっと泣きっぱなし。電車で通勤途中に読んでいたら大変なことになってました(笑)これからも素敵なお話しを楽しみにしています。 (2022年1月3日 8時) (レス) id: 3ab24625f7 (このIDを非表示/違反報告)
莉虹(元 結愛)(プロフ) - シンプルにいって面白かったし感動しました！一気に全部読めたし、作者様の文章がわかりやすかった(?)読みやすかったです！これからも応援しています！ (2021年12月30日 23時) (レス) id: 96753055c2 (このIDを非表示/違反報告)
廉斗1126（錦戸亮依存症(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» はい！ (2021年12月30日 20時) (レス) id: 39f9ce47b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2021年11月26日 22時
