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青Side

橙「しょーちゃん、おーくら!」

廊下に出たところで聞こえた甘い声。
その声に俺の隣にいた大倉は花が咲いたようにぱあっと、笑顔になった。

橙「一緒に帰ろ!」

小走りで俺らの元にやって来たマルに、二つ言葉で返事する。

橙「四組、先生誰やった〜?」

廊下を歩きながら聞いてくるマル。

「笹木っちゅう新任の人。マルんとこは菅原先生やろ?ええな〜」

橙「えへへ〜」

「うわ、マル嬉しそうやな〜」

ふざけながら話していたが、

緑「……マルちゃん、菅原先生好きやね」

大倉の声に、俺はぴしりと固まった。
 
ホンマにちょっとだけ、少しだけではあるが彼の声音はふだんより低く、不穏な空気を纏っていた。

そのことに気付いていないマルはふわふわとした笑顔で続ける。

橙「おん、好きやで!優しくて良い人やもん!」

アカン、マル、それ以上言うな。

緑「……ふ〜ん」

一瞬大倉の目から光が消えたが、すぐいつものキラキラとした顔に戻り、

緑「それより、マルちゃん、友達できた?」

橙「いや、あんまり……」

緑「え〜なんや〜マルちゃんならすぐ出来ると思ったのに〜」

残念そうな口調ではあるが、どこか嬉しそうなのは気のせいだろうか。

緑「すぐ修学旅行もあるんやで?」

見るからに心配そうに眉を下げる大倉。きっと心の中ではガッツポーズしてるだろうに。

しかし、

橙「あ、でも……ちょっとだけ仲良くなった子ならいるで」

その言葉に、俺は再度固った。

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エイター - 凄く面白いし好きです!更新頑張ってください!! (6月11日 0時) (レス) id: 7274972671 (このIDを非表示/違反報告)
すずまる - めっちゃ好きです!!更新頑張ってください ! (4月30日 22時) (レス) id: bace7ae54d (このIDを非表示/違反報告)
ももも - 面白いです。これが理想のBLですね!更新頑張ってくださいね! (4月18日 18時) (レス) id: f71b3e4232 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちーかま | 作成日時:2019年3月9日 0時

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