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ガラガラ、と扉の開く音がして振り返ると
立っていたのは阿部先生だった
a「目黒くん、検査終わって静養室の方で待ってもらってるから一緒にいこうか」
そう言われて案内されたのは検査をしていた部屋の隣にある小さな部屋
「..............め、ぐろ」
m「あ、翔太くん？.......待たせちゃってごめんね？」
「.........だい、じょうぶなの？」
そう問いかけると、目黒が俺の肩を抱き寄せて
“ 大丈夫 ” といってくれる
その声が俺の中に深く響いて、徐々に
“ 大丈夫なんだ ”と安心することができた
実際に来ないと分からなかったこと
少しずつ不安要素が目黒によって解されていく
「も、大丈夫、」
m「そうだね、落ち着いたら先生のとこ行こっか」
なんて丁度話し終わった頃、先生が部屋に入ってきた
「.......あ、せんせい」
m「阿部ちゃん、今日は何時間待ち？」
a 「落ち着いたら受付に声掛けて？診察できるタイミングで呼ぶからね」
m「え？いつもめっちゃ待つのに？」
a 「いつも蓮くん1人で来るでしょ？その状態のまま一人で帰らせるのが怖いから落ち着くまで病院で待ってもらってるんだよ？」
“ そんなの聞いてなかった！”
って不貞腐れてる目黒がなんだか可愛く見える、、
m「.......翔太くん、笑ってるでしょ、」
「いや？笑ってないけど....ふふっ、」
m「笑ってんじゃん....」
a 「ははっ、じゃあまた声掛けてね！」
俺に笑われたことが気に食わなかったのか
静養室のソファに腰掛けてそっぽ向いてる目黒
うん、その姿もかわいいけど。
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まる(プロフ) - gyotagya180さん» 一時的に不具合が起こりパワーワード設定をさせて頂いておりました。外しましたので引き続きご愛読のほどよろしくお願いします🙇🏻♀️ (2022年12月4日 7時) (
レス) id: c9a69f4f95 (このIDを非表示/違反報告)
gyotagya180(プロフ) - 移行先のパスワードが分からないです😭 (2022年12月4日 7時) (レス) id: b30154db97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2022年11月5日 12時
