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第十五訓 ページ18

銀時サイド


冬の夜…


日の光に反射してキラキラと輝いていた雪は、夜の闇と共に真っ暗で見えなくなった


庭や森はシンとして、まるで生き物が全くいないかのように思わせられる


そして今日は今年最後の日で、あと数分もすれば今年が終わる


俺たちはコタツに入りながらそばを食べていた



銀「ハァ…今年ももう終わりだなァ」

桂「んっ?どうしたんだいきなり」

『銀兄が感傷に浸るなんて…珍しいね』

吉「銀時もそういう時があるんでしょう」

高「変なモンでも食べたんじゃねェのか?」



高杉の言葉に少しイラっとしつつ、前回(作者の都合で)できなかった振り返りをしてみようと思う


去年の春〜秋にかけて…

俺から一本取るためだけに毎日のようにここに通ってきた高杉の相手をした

一本取られたその日…そいつがAの兄貴だと知って、二人は仲直りしてここに住み始めた。おまけでヅラ

それから…Aはあいつの前では、毎日のように笑うようになった


去年の冬…

高杉兄妹の共通点が《寒さに弱い》ってのを見つけた

Aはあんま参加したがらなかったけど、最終的には全員で雪合戦をした

で、全員仲良く風邪ひいた


今年の春…

Aが大人になったら結婚できるか不安になってた

俺やヅラが高杉と争ってた時に聞こてた言葉は…本気なのか?


今年の夏…

昼間は高杉がウザかったのと、変なことを言ったからしばいといた

夜はAが大はしゃぎで、鉄砲の才能もあることがわかった

Aって…戦う方の才能がすげェあるんだな。勉強は俺と同じでできねェけど…


今年の秋…

変なキノコから出た粉を吸ったら大人になった!

先生の嬉しそうな顔が見れてよかったけど…痛かった

Aは大人になったら美人になってて、大人になったら俺が守ってやらなきゃと思った


高杉とヅラが来てから…俺やAの周りは賑やかになった。だけど…


ゴーン…ゴーン…


そんな音が響いて、俺たちはつい口を閉じた



吉「除夜の鐘がなりましたね」

桂「新しい年が始まったんですね!」

銀「今年こそはAをコテンパンにしてやる!」

高「Aとやる前に俺がお前を倒してやるよ」

『Aも先生を倒せるように頑張る!』



今年もこいつらと過ごせればいいんだ


こんな風に馬鹿騒ぎできるこいつらと一緒に…先生のもとで過ごせていければ


なんだって頑張れるんだ!

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設定タグ:銀魂 , 攘夷組 , オリジナル   
作品ジャンル:アニメ
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季奈乃 - この作品すごく面白いですね! 更新も頑張ってください! 応援してます!!!!! (2017年9月23日 13時) (レス) id: 937f71cb5a (このIDを非表示/違反報告)
香菜 - とても面白いです!これからも更新を頑張ってください!ほかの作品も作ってください! (2015年11月2日 17時) (レス) id: 39880b9d7b (このIDを非表示/違反報告)
信女(プロフ) - 面白いです!私も人に教えられるようなネタ持ってなくて…、初コメ失礼しました!更新頑張ってください! (2015年9月9日 6時) (レス) id: 58e33b6721 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215  
作成日時:2015年8月24日 19時

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