第十九訓 ページ22
銀時サイド
冬…
赤や黄色の色とりどりだった山は真っ白になって…
ソワソワウロウロ
たくさんいた動物たちも姿を消した…
ウロウロソワソワ
そしてその日は異常に寒くて外に出る気も…
ウロソワウロソワ
出やしない…
銀「だァァァァァァ!!
さっきからうるっせェんだよチビがァァァ!!
ちょっとはおとなしくしてろよォォォォ!!」
高「……ぁあ」
さっきからウロウロしてた高杉に叫ぶが、言葉が伝んねェのか止める様子がねェ…
なんでこいつがこうなってんのかってェと…
桂「おい、高杉!Aが目を覚ました…
「サンキューヅラ!」
…ぞ…ヅラじゃない桂だ!」
ヅラの話が終わる前にすっ飛んで行った高杉を見て、俺もAと先生がいる部屋にに向かって走り出す
で、さっきの話の続きだけど…まぁ、だいたい予想ついてんじゃねェかと思うが、Aが急に倒れて今の今まで(2時間くらい)寝てたんだ
部屋の障子を開けると先生と高杉とAがいて、高杉は心配そうに寝たままのAの手を握っていた
銀「先生、Aは大丈夫なのか?」
吉「はい。どうやら、疲労と季節の変わり目から来た風邪のようですね。今日1日休めば治ると思います」
銀「……ふぅん」
内心で安心しつつ高杉兄妹を見た
高「喉乾いてないか?」
『…ちょっと』
高「腹減ってないか?」
『…へいき』
高「吐き気はないか?」
『…へいき』
高「俺の人肌いるか?(キリッ」
『…いる』
……なんだ?今の会話
高杉兄妹は特に何か感じたわけじゃなさげで、普通にAは高杉の手を取って布団に潜った
あの野郎なんで羨ま…じゃなくて、うつったらどうすんだよ!
そう思って言ってやろうとしたが…Aと高杉の心底嬉しそうな顔を見て、何も言えなくなった
翌日…Aの風邪は無事に治ったが、案の定高杉が風邪をひいた
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季奈乃 - この作品すごく面白いですね! 更新も頑張ってください! 応援してます!!!!! (2017年9月23日 13時) (レス) id: 937f71cb5a (このIDを非表示/違反報告)
香菜 - とても面白いです!これからも更新を頑張ってください!ほかの作品も作ってください! (2015年11月2日 17時) (レス) id: 39880b9d7b (このIDを非表示/違反報告)
信女(プロフ) - 面白いです!私も人に教えられるようなネタ持ってなくて…、初コメ失礼しました!更新頑張ってください! (2015年9月9日 6時) (レス) id: 58e33b6721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2015年8月24日 19時