祝☆標的２００…死ぬ気の炎。消えるオーラ（２） ページ10
続き
油断していたところへの攻撃に、歩美はたまらずその箇所をおさえてしゃがみこむ
そんな歩美のスキを狙い、高所から六道骸が襲いかかろうとする
リ「幻覚につぶてを潜ませたな。油断しやがって…アユ」
『っ…はい！』
リボーンと同じく六道骸が来ていることに気づいた歩美は、その手に灯った炎を強くして、再び六道骸の背後に一瞬で移動した
そのまま頬を殴り飛ばし、地面に叩きつけた
歩美に殴り飛ばされてえぐれた地面に倒れた六道骸を、そばに降り立った歩美はするどく見下ろす
骸「クフフフ…これがボンゴレ10代目。僕を倒した、僕と同じく前世の記憶を持つ女か……殺せ。君達マフィアに捕まるくらいなら、死を選ぶ」
『………わ、たしは……おまえを殺すために、倒したんじゃ…』
殺せ、と…懇願する六道骸に、歩美は戸惑いぎみに背を向けた
リボーンと会う以前、そしてこの騒動が起こる以前であったなら…恐らく多少の躊躇はあっても実行していたはずだ
しかし、今回はその考えが後手に回ってしまう
倒れていたはずの六道骸が背を向けた歩美のすぐ背後に現れ、両手首を掴んで動きを封じた
『っ、骸…！』
骸「おっと。君の妙な力が、手の炎の力で起きているのはわかっている。手を封じれば怖くありません…よっ！」
ゴッ！
六道骸は自らの頭で歩美の後頭部を殴り、歩美はその衝撃と疲労によって…一瞬、視界がブレた
骸「なぜ、多くの刺客に君を狙わせたかわかりますか」
ドッ！
質問をしながらも攻撃の手を緩めない六道骸は、歩美の横腹に膝をぶつけた
『ぐっ』
骸「君の能力を充分に引き出してから乗っ取るためだ。ご苦労でしたね…」
ガリッ
『いっ』
骸「もう休んで、いいですよ！」
ドガ！
互いにかなり距離が近かった歩美は首筋を噛まれ、そのまま腹を蹴られて壁に向かう
その壁には六道骸のヤリの先端部が刺さっていて、このまま何もせずに叩きつけられれば、歩美はヤリによる傷を受けて契約してしまう
骸「クフフ……空中では受け身がとれまい。君はそのくだらぬ優しさで、自分を失くすのです」
リ「いけ、アユ。今こそ、Xグローブの力を見せてやれ」
『っ、うおおお！』
ボッ！
ヤリに刺さる直前、壁に両手をついた状態で炎を逆噴射してその場にとどまった
骸「Σな！！炎を逆噴射だと！？」
続く
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十六夜☆(プロフ) - Ray@二次元LOVEさん» 指摘コメントありがとうございます！でも問題は無いので大丈夫です！ (2019年9月1日 23時) (
レス) id: f83bc8c19a (このIDを非表示/違反報告)
Ray@二次元LOVE(プロフ) - 標的222にて恐らくですが、夢主の名前と家光の名前が光景になっています (2019年8月27日 1時) (レス) id: 0d5710c941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2019年6月23日 23時
