【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【未来編後編・完結編】

標的２３９…共鳴と不運（後編） ページ37

続き



それはどうだろうな



どこからが聞こえた声…そして、その声に呼応するように、全部のボンゴレリングから光が飛び出した

その光の先に、どことなく所有者と顔つきの似た連中が映し出される…もちろん俺のにも



〈あの子、言ってることがボスと同じだ〉

〈血は争えないでござるな〉

〈究極にいい奴ではないか〉

〈残念です…ボンゴレに不要な軟弱な思考ですよ〉

〈興味無いな〉

〈ま〜いいんじゃねーの？新しいボンゴレっつーのも〉

〈……てめえのすきにすりゃあいいさ。いつものようにな〉


〈そうだな……Ｇ〉



え？ゴキ★リ？なんて場違いで失礼なことが脳裏を横切った時、沢田くんのボンゴレリングが一層輝きを増した



〈X世(デーチモ)よ…お前の考えにオレも賛成だ
オレの真の後継者に力を貸してやりたいが、あいにくそれはできない〉



沢田くんのグローブに刻まれた紋章が大きく浮き出て、そんな沢田くんと鏡合わせになってるようにその影は鮮明に現れる



〈その代わり━━━━━━━━


枷を外してやろう〉



沢田くんと似たその男と、その言葉…


ここからどう戦況が動いて、



そして、何が失われるのか━━━━━━━



それは、誰であろうとわかりえない



未来を掴めるのは、手を伸ばしたものだけ……

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