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標的238…共鳴と不運(中編3) ページ36

続き


沢田くんは相変わらず震えて…けど、その手袋に包まれてわかりずらい手を握っていた



ツ「…そりゃたしかに……未来は…怖くて…痛くて…不安ばかりで、心から嬉しい時間なんて、ほんのちょっとだったけど……今なら…今なら少し…わかってきた気がするんだ…
…いいとか悪いとかじゃない…未来ここでのことは…全部、大事なオレの時間だって…」

白「へー…君は変わった物事の捉え方をするねー。でもよーく考えてみてほしい。殺されちゃったら、そんなの負けおしみだよ♪」



そうして白蘭が出したのは、一度沢田くんに凍らされた白龍の針状の手のひらサイズ



『さすがに、させっかよ!』

ツ「ひぃっ!まっ、まって!!」

白「間に合わせないし、またないっ」



木刀でたたき落とそうとしたのを簡単に避けられて、ダーツみたいにまっすぐ沢田くんに刺さって……結構元気そうに騒ぎながら起き上がった

白龍が突き刺さってたのは、沢田くんがずっと首に巻いてたらしい見覚えのないリング



ツ「…やっぱり…そうなんだ…オレは、全部に支えられてる……この未来にきて、なくてよかったものなんて一つもないんだ
つらいことも…苦しいことも…楽しかったことも…そして、みんながいるから…

オレは…ここにいるんだ……

未来(ここ)で手に入れた…技も、武器も、ただじっとしてたら完成しなかったし……みんながいなきゃ完成しなかった…

オレ…不運どころか…ついてるよ……

みんなと未来ここにいた時間は…オレの宝だ…

オレの炎は……お前が支配するこの時代だからこそ生まれた…みんなの炎だ!!

むやみに人を傷つけたために倒させることを…後悔しろ!!」



再び、沢田くんのリングから炎が燃え上がり、目に強い覚悟が灯る



白「ハハハ!!いい気分のところ悪いけど、なんの解決もしてないよ綱吉クン!!結局、僕と君の力の差は、君が倒された時から何も変わってない!!」



たしかに…気合いで起き上がったはいいが、沢田くんはあんま熱血タイプじゃねーだろうし……埋まってない力の差をどうやって埋める気なんだ?



続く

標的239…共鳴と不運(後編)→←標的237…共鳴と不運(中編2)



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- 終わっちゃった。番外編とかがみたいです! (2022年12月29日 21時) (レス) @page50 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 神作品だーーーーーーーー!もう、幸せすぎてやばーーーーーーーーーーーーい! (2019年2月9日 23時) (レス) id: 5c598967d2 (このIDを非表示/違反報告)
純弥(プロフ) - 神作品(涙)REBORNと銀魂コラボ作また作ってほしい。次作も楽しみにしています! (2019年2月9日 0時) (レス) id: e9146b2ebf (このIDを非表示/違反報告)
レインガーナ(プロフ) - 終わってしまった(泣)次回作も絶対見ます!お疲れさまでした! (2019年2月8日 20時) (レス) id: c89d3d410a (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 十六夜☆さん» なるほど!そういう事ですね!次回楽しみにしてます♪ (2019年2月8日 12時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215  
作成日時:2018年12月21日 1時

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