【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【未来編後編・完結編】

標的２３３…強襲と圧倒的実力差（中編） ページ31

続き


俺は遅れてきたからあんま吸われてねーけど、最初っからいた奴らは確かにそうだろうな…やっぱここは…



ツ「こいつの相手はオレだ！」



だよな…頑張ってくれよ、沢田くん…



白「アハハ。何で僕が今頃ここに寄ったかわかるかい、綱吉クン？
Aがいるのがわかってたから言うのもあるけど…なにより、やっと準備ができたからさ♪僕の心と体のね」

ツ「オレはとっくに…できてるぜ」



目の前から沢田くんが消えて、上空にいる白蘭の背後から顎に回し蹴りをくらわせていた

続けざまに前髪を掴んで、その顔に膝蹴りをくらわす……なんでそんな顔集中砲火？白蘭の顔に恨みでもあんの？沢田くん…


またさらに顔にグーパンをくらわせようと拳を振り抜いた…ように見えたそれは、まったく抵抗を見せなかった白蘭の人差し指一本に止められた

それどころか、その指から出た死ぬ気の炎に吹き飛ばされて派手に地面に叩きつけられた



白「これくらいでまいってちゃ困るよ。まだGHOSTが吸収した炎の一割の力も使ってないんだから」

了「何を言っておるのだ！！」

白「んー？わかんなきかなー。GHOSTはここにいるみんなの炎を奪っただろ？その炎はぜーんぶ…

僕の体の中にあるのさ♪」



瞬間、白蘭の背中から…色とりどりの炎が線香花火みてーに飛び散る真っ白な翼が飛び出した

あいつの見た目の白さが相まって、まるで天使……似合ってねーよ。せめてその翼黒く染めてこい！


白蘭曰く、GHOSTはパラレルワールドの白蘭で、炎を吸収して白蘭同士で共有する力を持ってたらしい



『……骸、今のあいつのヤバさって…どんくらい？』

10骸「ヤバさ…ですか。一つ言えるとするなら…白蘭が沢田綱吉をはぶく我々全員の死ぬ気の炎を手にいれたとするなれば……その炎の総合量は、測りしれない」



ヤバすぎんだろ…もはや人間やめてる？



白「そしてこの翼は、ただの炎じゃない…象徴ね
僕が人間を超えた存在であることの象徴…証明だよ♪」

10スク「自分が神とでもいいてぇのか！！」

桔「ハハン。白蘭様はむしろ崇拝すべき悪魔」

白「エヘ」



自分で言っちゃったよ人間やめた宣言。悪魔とか言われてるし、エヘとか可愛くねーから……10年後の俺が白蘭拒否してたのもなんかわかる気がしてならねェ

……多分、拒否してた理由はちげーんだろうけど…


続く

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