【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【未来編後編・完結編】

標的２３０…吸収と吸収（前編） ページ28

Aside


戦場に来てみりゃ直ぐに骸が気絶してるっぽいクローム抱えてて、そんな奴らになんか飛んできてたから受け止めた……なんだこれすげぇなんか吸われるぅぅ

なんか知らねェけど吸われてたら、骸が俺が木刀で受け止めてた緑の触手っぽいやつを斬ってくれて、吸われるのが止まった……犯人はお前だ！！



10骸「A、大丈夫ですか？」

『ん…すげーなんかが吸われた気がする……気力的な』

10骸「アレは、直接触れたものの死ぬ気の炎を根こそぎ吸い尽くします。リングからも無造作に炎を吸う…なので、ボンゴレリングは外してください」



骸にそう言われてリングを見て見りゃあ…確かに、俺自身が出してもいねーのに勝手にリングから炎が出て、正面の変なのに向かっていく……吸われるぅぅぅ



『……つか、何アレ？白蘭の顔した巨人が、全 裸で緑色に発光してるんだけど……特殊過ぎる性 癖の変態？』

フ「本当にそうなら、アレは師匠以上の変態ですねー…Σゲロッ！」

10骸「どちらも違います」



グサッ…と、いつの間にか居たフランのカエル頭に骸の槍が突き刺さった……貫通してっけど、大丈夫か？それ…



10骸「ところで、こんな時にどこへ行っていたんですか？」

『白蘭んとこ。ちなみに昨日から泊まりがけで』

10骸「Σんなっ！？」

フ「よく帰って来れましたねー」

『んまァな。ちなみにこの決戦で負けたら、俺そっこうであいつのになっちまうんだけど…』

フ「そもそもそうなるってことは、ミー達その頃には死んじゃってますからー心配しないでくださーい」

10骸「そういう問題ではありません！！君はっ…突拍子もない事をしでかすのは、今も昔も…いくら注意しても辞めてくれませんね……知ってましたが」



やっぱり知ってるよなー……悪ィとは思ってるよ。やめる気はねーけど


そしたら、見上げるくらいに背の高い骸の目が真っ直ぐに俺を見てくる……この時代の俺も、こんくらいデカくなっててくんねーかなァ



10骸「Aは僕が護ります。それこそ、命に替えても…」

『命に替えんのはヤダ。自分を大事にしろ！』

10骸「……クフフ」

フ「さすがA姉さん。簡単に師匠にカッコつけさせてあげませんねー」


グサッ！


10骸「黙りなさい…今は、アレに集中しなさい」



また貫通した……のを見届けるヒマもなく、会話が途切れるのを待ってましたと言うかのごとく、緑色の触手が何本も飛んでくるのを避けた


続く

標的２３１…吸収と吸収(後編）→←標的２２９…雷の巨人と隣に並び立つ再会

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す