【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【未来編後編・完結編】

標的２２９…雷の巨人と隣に並び立つ再会 ページ27

Noside


ボンゴレアジトから逃げ出した綱吉達は、襲来するトリカブトをユニのために現れたγ達との共闘により倒した

そして、翌日の決戦に挑む…



獄「オレの目指すボンゴレX世(デーチモ)の右腕は……ボスと共に笑い、そのために生き抜く男です！！」



各所での戦闘が行われる中でピンチに陥った所へ現われ、綱吉達の援護をすると宣言する…



10ザン「がん首そろってんじゃねーか…ドカス共」




10年後のXANXUS率いる…ボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアー

そして、さらに参戦する…



10骸「クフフフ…ウォーミングアップは済みました」

フ「ミーの師匠、復讐者(ヴィンディチェ)の牢獄から出所しちゃいましたー」



脱獄に成功した10年後の六道骸…そして弟子のフラン


爆音が響き、殺意が入り交じり、各色の炎が舞い踊る戦場に…新たな火種が落とされる


その姿は、全身に雷の緑色の死ぬ気の炎が発光する白蘭に似た巨人…それが突然、戦場のど真ん中に現れる



桔「GHOST(ゴースト)………」



それは…攻撃をすり抜け、雷を受け流し、周囲の死ぬ気の炎を無遠慮に吸い尽くす化け物…

周囲に現れた雷属性のまくから触手が四方八方に伸び、触れた相手の死ぬ気の炎を吸い尽くす……それが例え、仲間であっても…



ザク「敵も味方もねえ…全滅だ！！」



一方、遅れて戦場にやって来たクロームに迫る攻撃を骸が助け、更に伸びてきたそれをフランが守る

しかし、そんなフランの真横をまた別のものが横切り、真っ直ぐに骸とクロームを狙う



フ「あ、師匠行きましたよー」

10骸「明らかに言うのが遅い…ッ！！」



ゴーストの解析に集中していた故に反応に遅れた骸が、とっさにクロームを抱きしめた……瞬間、目の前に迫っていたそれが、己にぶつかる前に何かにぶつかる



「なんだァ？出所したっつーから様子見に来てやりゃあ…もうへばってんのかァ？準備運動する時間は必要ですかァ？」

10骸「はっ！？」



突然かけられた声にを辿って見上げれば、見覚えのありすぎる…彼にとって最も愛おしい白銀色の髪が風に踊り、真紅の自信に溢れた瞳が、緑と白の炎の光に反射して輝いていた



10骸「…っ……クフフフ…いりませんよ。ウォーミングアップは、もう済みましたので」



どこか安心したように微笑んだ骸は、気を失っているクロームを地面に寝かせ、彼の親愛なる存在の横に並び立った


その目は、すでに…勝利の先を見据えていた

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