標的224…弱った白と風の出生(中編) ページ21
続き
カルミアに少し同情するわァ……恭弥、やりすぎじゃね?
白「あ、それと…六道骸君。復讐者の牢獄から脱獄したって♪」
『へー……ん?もっかい。わんもあ』
白「実はね?僕のところの雷の守護者…少しやりすぎて、今は復讐者の牢獄にいるんだけど、最終決戦が近そうだから出してもらおうとしたんだ
だけど部下を向かわせてみたら、もうすでにこちらからの使者が来た後で…あろう事か、六道骸を解放させたって言うんだ」
『…幻術で騙されたってーの?あの不気味連中が?』
白「そう。骸君が言ってたお仲間だろうけど、なかなか面白そうだよね♪簡単に勝っちゃってもつまらないし♪」
骸…10年越しとか、やっとかよ……って!そうじゃなくて!!
『今聞きてーのは!俺の!昔のこと!なんだよォォ!!』
白「でも、骸君のこと聞けてよかったでしょ?」
『そりゃあ……けど、あいつどうせ決戦の場には来るだろうから…骸が考えていたであろうドッキリサプライズフラグが折れたな』
悪ィな、骸…俺、お前が戦場に急に出てきてももう驚けそうにねェわ
『チョイスが終わったら教えてくれるって…“約束”しただろ!』
白「そうだね。“約束”だったよね」
白蘭が俺を真似て、“約束”を強調してくる……先生と約束ごとをしたあの日から、俺は…やけに約束にうるさくなっちまったと思う
白蘭はふらりと寝ていたソファーから立ち上がると、少し離れたところにあったベットに座って…その横を俺を見ながらポンポン叩く……座れと?
あんまりにも体調悪そうなのを隠そうともせずニコニコすっから、したかなしに座ってやる……仕方なくだからな
白「じゃあ、話そうか…イタリアで起こった小さな悲劇のお話を」
そうして、今まで見せていた貼り付けたような笑みを取り払った…慈愛がにじみ出る笑みを魅せられて、どこかの誰かの顔が重なった気がして……胸が苦しくなった気がした
むかしむかし、の話…
続く
標的語り…むかしむかしと生き別れ→←標的223…弱った白と風の出生(前編)
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凛 - 終わっちゃった。番外編とかがみたいです! (2022年12月29日 21時) (レス) @page50 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 神作品だーーーーーーーー!もう、幸せすぎてやばーーーーーーーーーーーーい! (2019年2月9日 23時) (レス) id: 5c598967d2 (このIDを非表示/違反報告)
純弥(プロフ) - 神作品(涙)REBORNと銀魂コラボ作また作ってほしい。次作も楽しみにしています! (2019年2月9日 0時) (レス) id: e9146b2ebf (このIDを非表示/違反報告)
レインガーナ(プロフ) - 終わってしまった(泣)次回作も絶対見ます!お疲れさまでした! (2019年2月8日 20時) (レス) id: c89d3d410a (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 十六夜☆さん» なるほど!そういう事ですね!次回楽しみにしてます♪ (2019年2月8日 12時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2018年12月21日 1時