【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【未来編後編・完結編】

標的２１６…大空達の覚悟と決断（後編） ページ13

続き


ワープで帰ることが決定した時、桔梗の弾幕が来るも、獄寺の盾…“SISTEMA(スィステーマ)C.A.I.”がそれを防ぐ



獄「今度はぜってー止めてやるぜ
10代目！！今のうちに転送システムへ！！」

ツ「わっ、わかった！！ごめん獄寺君！！いこうみんな！！」

『んじゃ、俺も暴れっか…な？』



チョイスじゃ足止めばっかで不完全燃焼だし、暴れてやっかな…なんて言おうと思ったら、恭弥に肩掴まれて背後に引っ込ませられる



『なァにすんだよォ…恭弥？』

恭「……暴れたりないと思ってるのは、Aだけじゃないよ
…仕方ないから、今回は引いてあげるよ」



珍しくも珍しいことを言い出した恭弥は、俺が固まってるのを無視して…自分のボンゴレ匣に炎を注入して、中から出てきた雲ハリネズミのロールがどうする？なんて恭弥を見上げた



恭「ロール…増殖」

ロー「きゅぅぅぅ！！」



嬉しそうに鳴いたロールのトゲが一気に増えて、空中にいる敵を白蘭もろとも囲いこんだ



10スク「でかしたぁぁ！！」



スクアーロに乗って近づいてくるサメ……あ、違ェ逆だ

サメに乗って近づいてくるスクアーロにならって、放心気味の獄寺くんを引っ張って飛び乗る



10スク「よぉし！！出せぇ！！」



ビルの角を曲がれば、壊れたボンゴレの簡易基地とその上に転送装置が見えた…



ツ「あっ、白蘭！！」



はやっ！？すげぇ執念だな…



10ディ「お前達は先に行け。今度はオレが時間をかせぐ」

『お前今部下いねーのに、まともに戦えるわけねーだろ』

10ディ「Σんなっ、こと……ねーよ！？」

『そこは嘘でもどもらずハッキリ言えよ』

ツ「そ、それにディーノさんだけ取り残されちゃうんじゃ！！」

『俺がやろうか？俺なら、今の段階じゃ殺される心配もねーだろうし…』

10ディ「狙われてる自覚ねーのか！？」

恭「相手の思うつぼでしょ。何考えてるの」


白「Aは大歓迎だけど、今は誰が相手だろうと、僕を止めることはできないよ！」


ク「…あっ」



そんな声が聞こえたと思えば…クロームの持つ槍が藍色の煙に…いや、藍色の霧になって、それが徐々に人型を為していく


その赤い目と、特徴的な髪型…



「クフフフフ…それは、どうでしょうねえ」



そんでもって、この独特な笑い方は…



「僕に限って」



俺の知っているのより少し違うが、それでもわかりやすさは変わらない…

どうしてか、勝手に目尻が湿っていく気がする




『……骸』

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