標的１８１…現状理解と即時ドナドナ（中編） ページ26
続き
見せてもらった映像で、この時代の戦況やら自分のことやらその他もろもろの現状は知ることができた…から、一言言わせてほしい
『どこの乙女ゲーのヒロインだよ…この時代の俺は…ッ！！』
幼馴染の恭弥とは、生きていることも行方すら知らせずにいながら、お互い信じて想いをはせてるとか…
精神的恩人の骸とは、誰にも告げずに敵本部に潜入中して、自分の身を危険にさらしながらも守ってもられてるとか…
迷子保護したダンザ…ザンザスとは、強引ながらも優しく保護されて、敵を前にしてその腕の中で守られてるとか…
見たとこも記憶にもない白髪とは、全く身に覚えもねェけど、世界で唯一の血の繋がった肉親で兄貴だって言うし……
どこの乙女ゲー？どこ行けば買えますか？え？既に体験してるだろって？やかましいわ！！
特に最後から２番目！！よくこの時代の俺、慌てずに受け入れてたな！？そんなに眠かった！？慣れって怖いってやつかァァ！？
もんもんと考え事をしてたら、この時代のベルとフランが駆け寄ってきて、左右から俺の腕を掴んで引っ張った
『Σどわっ！？』
フ「ほらほら、行きますよーA姉さん」
10ベル「そーだぜA。守護者は連中と直接戦う可能性が高ぇんだから、死なねーようにさっさと強くなれよ？
王子であるオレを置いて、勝手にいなくなるとかいうナマイキなこと…もうさせねーからな。シッシッシ！」
フ「いやー。別に先輩がどう思おうが、この常時フリーダム人間なA姉さんは止められないと思いますけどー？」
10ベル「んなこと、お前に言われなくたってわかってんだよ！王子の言葉にいちいち口出ししてんじゃねーぞフラン」
フ「あーはいはい……堕王子(ﾎﾞｿｯ」
10ベル「ッ……聞こえてっからな、フランてめぇ…！」
フ「ご心配なく。わざとなんで」
いい加減、ベルの額にリアルな青筋が浮かびそうな気がして、未だに掴まれて引っ張られ続けてる両腕わ振り払う…避けそこねた二人の頬を手の甲で軽く叩いたけど、頭冷やせってことで……
『話聞けェェ！！どこ連れてこってんだ！？』
10ベルフ「「どこって…」」
「ジャッポーネ…日本のボンゴレ基地だぁ」
そんな声に振り返れば、少し疲れた感じの顔色の…この時代のさらに髪伸びてるスクアーロがいた……つか髪、まだ伸ばしっぱなのかよ…切れよいい加減
その横には晴のグラサンとライザがいて、足元にはボロボロのおっさん……何があった
続く
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アイ - とても面白いです！ついイッキ読みしてしまいました！更新楽しみにしてます (2018年11月29日 17時) (
レス) id: d0f71e3ce3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして！銀魂もリボーンも大好きです！このお話、とても楽しいので私、応援しています！これからも頑張ってください！ (2018年11月4日 9時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2018年10月20日 23時
