標的166…生還報告と一時の休息(中編1) ページ11
続き
今までいた部屋を出て、汚い廊下…正確には、ヴァリアーが殺ったであろうミルフィオーレの連中の死体がゴロゴロしてる血の滴る廊下を進む
そうしてしばらくすれば、少し大きめの扉の前にたどり着く
扉を開けば、お馴染みの顔が…少しの差異はあれど、歓喜の表情でこっちに駆け寄ってきた
10スク「ゔぉおい!もう起きて平気なのかあ?」
『すげェ寝みィけど、とりあえず酒クセェから仕方ねェ…』
10ベル「つか!なんで今まで音信不通だったわけ!?オレ、王子なんだけど!!」
『王子関係ねェだろ。ミルフィオーレの本部に潜入してたんだよ
敵を騙すなら、まず味方からっつー言葉が日本にゃあんだよ』
10レ「むぅ…でh10ライ「じゃあ、なんで急に帰ってきたの?」貴様ライザ!遮るな!」
『潜入中止。一緒に潜ってた奴がバレちまったらしくて…仕方なしに逃げてきた
つか、年単位で行方くらませて、一時期死亡扱いまでされてたのに…案外あっさり受け入れてんな、おまえら』
10ル「そりゃあ…通信機越しにアレだけ元気に騒いでるの聞いたら、心配してたこっちが馬鹿らしくなっちゃったわよ〜」
『騒ぐ…って、もしかしてさっきのザンザスとの会話聞こえてた?マジかよ…』
地味にはずぃッ…!
つか、この格好もはずいんだけど!?
ザンザスの腕に抱えられたままの俺をのぞき込むように見てくる連中がうっとおしくなったのか、ザンザスはポンと…
『Σうぉっ!?』
10スク「Σんなっ!!」
俺の体をスクアーロにほおり、慌てながらもさすが暗殺組織のNo.2…俺を落とすことなく、さっきのザンザスと同じように横抱きにしてきた
だから、はずいんだっつーのォォ!!
10ザン「…ライザ。そいつを風呂に入れろ。メシも食わせろ…終わったら、オレの部屋に連れて来い」
ザンザスは返事も聞かずにこの部屋を出て行った…相変わらず投げやりだな
まァ、いくら10年前にリングを取り合って殺り合ったからって、ライザがザンザスに逆らう訳ねェよな
10ライ「ん…了解。ボス
ほら、Aかしなさい、スクアーロ。私が連れていくから。ルッス、食事の準備をお願い」
10ル「んふっ♡お・ま・か・せっ♡」
ライザはリング争奪戦から男装を止めて、口調も女らしくしたらしいが…他の(ルッス除く)男共より紳士的なんだけど……あいつら将来結婚できるかが、お姉さんは心配でならねェ
んで、スクアーロから荷物のようにライザに渡され運ばれた……解せぬ。
続く
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アイ - とても面白いです!ついイッキ読みしてしまいました!更新楽しみにしてます (2018年11月29日 17時) (レス) id: d0f71e3ce3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして!銀魂もリボーンも大好きです!このお話、とても楽しいので私、応援しています!これからも頑張ってください! (2018年11月4日 9時) (レス) id: 7406046dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2018年10月20日 23時