標的155…弱まる風と暗殺者達(中編) ページ44
続き
フ「まーわかってたんですけどね…
でもミー、これからミルフィオーレの指揮官ぶちコロしなきゃならないんですよー。散々お預けくらってたんで、やっとかーって感じですけどー」
『ボンゴレ本部は放置でいいのかよ?ヤベーんじゃねェの?』
フ「ミーはボスの指示に従ってるだけなんでー」
『……じゃ、俺もそっち行くわ』
フ「えー?大丈夫なんですかー?フラッフラじゃないですかー」
『大丈夫大丈夫。何とかなんだろ』
正直言って、体力的に辛い…が、多分本部に戻るほうがもっと面倒な気がしてならねェ
『……本部、今ミルフィオーレに攻められて、防戦一方なんだろ?
入るのも面倒くさそうな上に、死んだって思われてた俺が平然と帰ってみろ?大混乱で、戦闘どころじゃなくなっちまうわ』
フ「あー、そーいえばそーですね。Aねーさんって、死んだことになってたんでしたー」
『それにヴァリアーがいるなら、本部行くよりもそっちついてった方がよっぽど安全だわ
特に、ザンザスのそばとか…幹部レベルが来ても普通に勝てんだろうし』
フ「ですよねー…ミーもそう思いまーす」
『んで?他の連中は?』
フ「ほかって言うと…ボスとか、アホのロン毛隊長とか、王子(仮)とか、変態クジャクオカマとか、変態雷親父とかのことですかー?」
『んー??……いや、まァ、それなんだけど…』
フ「それなら…ほら、丁度よく空から女の子みたいなロン毛が…」
10スク「誰が女だぁ!!」
叫び声を上げながらフランのそばに着地したロン毛…もとい、スクアーロは、俺を少し見てフランをにらみつけて…ギョッと目を見開いて二度見してきた
10スク「は…あァ!?おまっ、なんっ、で…」
『よ、久々じゃねーの。髪切った?』
10スク「Σ切ってねえぇ!!」
怒りながら、けど壊れ物を扱うようにそっと…俺の体を確かめるように触ってくる
『……くすぐってェんだけど』
フ「隊長ー、セクハラって知ってますー?」
10スク「Σせくっ…ンなことするかあ!!A、何で死んだフリしてまで雲隠れしたのかやら、どういう経緯でこんな所にいんのかやらの諸々の事情は後でキッチリ聞き出してやっからなぁ!!
だがその前に…顔色さいっあくじゃねーか!!さっさと休めぇ!!」
『おかんかよ……休むから、休みてェからザンザスんとこ連れてってェ…』
ぐでぐでな体でスクアーロにも倒れる勢いでもたれれば、スクアーロはビビりながら受け止めてくれた…優しい
続く
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十六夜☆(プロフ) - 式さん» コメントありがとうございます!修正致しました!これからもよろしくお願いします!! (2018年10月7日 12時) (レス) id: daaab74543 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 標的135、死亡が脂肪になってますよ?更新楽しみに待ってます! (2018年10月6日 21時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2018年8月29日 23時