標的117…暴走と暴かれた贄(後編) ページ5
続き
鳴り止まない爆音と爆炎から逃げ惑い、破壊されていく校舎に修理代を考えて頭を抱えずにはいられない…
『あ〜…並中が〜、校舎がぁ〜!』
山「や、今それどころじゃないと思うっすけど…」
了「無差別攻撃ではないか!このままでは、全員オダブツだぞ!!」
そんな中、周囲の轟音にも劣らない笑い声が聞こえてくる…笑っているのは、当然のようにザンザスなわけだけど…
ザン「ぶはーはっは!!こいつは大惨事だな!!」
『笑い事じゃねーしィィ!』
獄「あの野郎、はなっなら勝負に関係なく、事故をよそおって皆殺しにする気だったんだな!!」
『そういや、恭弥とかほかの連中は…?』
あたりを見渡せば、恭弥は元々フィールドのあった場所から離れたところに避難していて、クロームは黒曜連中と…
一緒にいて一安心あと思えば、ガトリングとモスカに挟まれてしまっている
山「やべえ!」
『逃げろ!!』
逃げきれないことを悟った奴らが頭を庇うように身を固めた…その時、放たれた銃弾と圧縮粒子砲から守るように炎の壁が現れた
全てを防ぎきった炎の壁の周りに、溶かされた銃弾がの残りがこぼれ落ちた
そして、その炎の壁が消えれば、そこに現れるのは…
了「あれは…」
獄「じゅ…10代目!!」
『沢田くん…けど、』
モスカが標的を沢田くんに絞ったのか、背中から飛び出したミサイルの全てが沢田くんに向けられ、沢田くんはそれを炎の噴射で飛び避けた
そのまま一瞬で近づき腕をもぎ取ると、その装甲を真正面から破壊して、縦に切り裂いた
了「おお!!」
獄「やったぜ!!」
『…んぁ?なんか出て…』
割かれたモスカの隙間から、何か…たくさんのコードに繋がれた白い人間ほどの大きさの何かがこぼれ落ちてくる
いや、人間のような…じゃねえ……正真正銘、人間だ
ツ「……え…こ…この人……
9代目……!?」
うっすらと…ザンザスがまた怪しく笑った……目、白目むいてんぞ
壊れたモスカからこぼれ落ちた老人…
繋がれていたたくさんのコード…
薄ら笑うザンの怪しい笑み…
どーも、ホントのクライマックスってのはこれからみてーだ
標的118…憤怒の思惑と託されし想い(前編)→←標的116…暴走と暴かれた贄(前編)
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十六夜☆(プロフ) - 式さん» コメントありがとうございます!修正致しました!これからもよろしくお願いします!! (2018年10月7日 12時) (レス) id: daaab74543 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 標的135、死亡が脂肪になってますよ?更新楽しみに待ってます! (2018年10月6日 21時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2018年8月29日 23時