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標的151…雷と嵐の譲れない覚悟 ページ40

Noside


獄寺を守るようにγの前に立ち塞がった豹…瓜は、成長するとこで、獄寺が手も足も出なかった黒い狐と対等の強さを手に入れていた

そんな瓜を見て、負けを覚悟した獄寺は再び立ち上がる



獄「フルパワーを見せてやれるぜ。オレの…いや…

オレ達の覚悟をな!!


ボンゴレなめんじゃねえ!!」



黒狐の相手を瓜に託した獄寺は、嵐の指名たる…

“常に攻撃の核となり、休むことのない怒涛の嵐”

を体現する程のスキのない攻撃をみせた


己の覚悟を示した獄寺に対し、γもまた…己の覚悟の源である人物との過去を思い出していた

所属していたジッリョネロファミリーのボスだった大空のアルコバレーノたる女性が自分の留守中に持病で亡くなった

そして、突如として現れたその人の娘だという少女を初めこそ信じなかったが、その笑みにボスの面影を見て、今度こそ命をかけて守るのだと誓った



γ「オレがあんたを命がけで守る」



しかし、当時ジェッソファミリーのボスだった白蘭に仲間の一人である幻騎士が利用され、ボス同士の会談の席が半ば強制的に用意された



ユ「私にしか、止められない」

ユ「いってきます」



幼い少女である現在のボス…ユニは、仲間を守るためにその咳につき……その心は殺されてしまった



ユ「触れてよいのは白蘭様だけだ」

ユ「白蘭様に手をあげるのならば、私を殺してからにしなさい」



白蘭に忠誠を誓ってしまったユニに、γは白蘭と己の愚かさを呪った……そして、ジッリョネロへの覚悟は更に大きくなった


戦闘が続く獄寺とγの戦いは、互いの匣兵器が力尽きると共に…一気にと終わりへと進む


互いに避ける力はなく、だがしかし…真正面から全力をぶつけ合える余力はあった



獄「10代目を過去に帰すまで、オレは負けねぇ!!」



時間をかけて、少しずつ…己が心より尊敬し敬う、かの大空の本質を知りはじめた未来の右腕である嵐…


たった数ヶ月の触れ合いの中、ほんの一言で、その小さな大空に魔法にでもかけられてしまったらしい雷…



獄「てめーだけは、ぶっ飛ばす!!」

γ「それは叶わねぇ…召されな」

獄「くっそが!!」



互いの武器に、強烈な炎エネルギーが充填されていき…



γ「ファイナルショット!!」

獄「果てろ!!」



荒々しい緑と赤の炎が衝突し、轟音とともに拮抗する



獄「うおおおお!!」

γ「ぐああああ!!」



ドドゥ!!ゴオオォ…!!



互いの炎が弾け、爆煙に呑まれた…

標的152…雨と霧の剣と偽り→←標的150…囚われの大空と弾く雷



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十六夜☆(プロフ) - 式さん» コメントありがとうございます!修正致しました!これからもよろしくお願いします!! (2018年10月7日 12時) (レス) id: daaab74543 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 標的135、死亡が脂肪になってますよ?更新楽しみに待ってます! (2018年10月6日 21時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215  
作成日時:2018年8月29日 23時

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