【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【ヴァリアー編後編＆未来編前編】

標的１３９…未来の雲と風の行方（前編） ページ28

Noside


獄寺と山本の危機に現れた男…10年後の雲雀が、γと激しい戦闘を繰り広げる


初めから圧倒的な力の差を見せ、雲雀の匣兵器…“雲ハリネズミ(ポルコスピーノ・ヌーヴォラ)”が雷狐の炎を元に増殖し、巨大なトゲ玉となってγを貫く

雲の特徴は、増殖…



10恭「さぁ、終わるよ」



あっという間に、二人が苦戦を強いられたγを倒した雲雀のところへ、よくやく綱吉達が合流した



10恭「何してたんだい？沢田綱吉」

ツ「ヒバリさん！！」



倒れた二人のそばには、雲雀の部下である草壁が控えていて、雲雀は早々に…リボーンすらも知らない神社に隠された秘密の出入口へと消える


一方、外へと出ていた京子は10年先も親友の黒川花に匿われていて、着替えなどの物資を譲り受けてアジトへと無事に戻る


そしてアジト医務室へと運ばれて、治療を施された獄寺の元へと来た綱吉



獄「本当は…こっちの世界に来て…びびってたみたいっス……テンパって、山本にあたって、あんなことに…」

リ「山本もそう言ってたぞ。いっぱいいっぱいで、獄寺に言わなくていーことまで言っちまったなってな」

ツ「(オレ、自分のことばっかりで…みんなもこんなに余裕がなかったなんて…)」

リ「イタイ間違いにぶつかるたびにぐんぐん伸びるのが、おまえ達の最大の武器だからな」



出来事の反省を行っていた時、情報収集へと行っていたビアンキとフゥ太が戻ってくる


そしてちょうど、その場に居合わせた雲雀がそんな空間に耐えられるわけもなく…綱吉を殴って帰っていった


そして、雲雀…改め、草壁やビアンキ達の集めた情報の交換を行う


ヒバードのSOS信号は、黒川からの要請で飛ばされたものであり、途切れたのは端末の故障によるものだった

そして雲雀達の組織は、並盛中学風紀委員を母体とした秘密地下財団であり、主に…匣の研究や調査のために世界中を飛びまわっている



リ「なら、この時代の坂田も、秘密裏に世界中を飛びまわってたのか？」

10草「Aさん…坂田の行方に関しては、我々も常に探してはいますが…」

ツ「え…雲雀のところに、坂田さんいないんですか！？」

10草「ええ。詳しいことを話すと、少し長くなってしまうのですが…」

リ「構わねーぞ。守護者の行方と現状を知ることが、今一番ならなきゃならねーことだからな」



では…そう、ひとつ考えるようにした後、草壁はおもむろに口を開いた


続く

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