標的３８…問7です（３） ページ40
続き
獄「けっ…アホ女もたまにゃあ役に立つじゃねーか」
『ハル…ありがとう…っ…っ……ぉ、お願ぃ…できます、か？』
ハ「もちろんです！けど、ちょっと来るまで時間がかかりそうなんですけど…」
山「なら、それまで遊んでよーぜ？せっかくの夏休みなんだしな！」
『はい。』
獄「10代目がそう仰るなら…仕方ねーな」
ハ「やりましたー！」
山本の言葉通り、ハルの父親が来るまでの間に部屋の中という限られた空間で遊ぶ
歩美は、あまり経験したことの無い友達との時間に、自然と目尻が僅かながらもさがっていた…
数時間後━━━
「おじゃまさせてもらうよ」
『はい。』
「どれだね？ハル。わからないという問題は」
ハ「これよ、お父さん」
「ふんふん…これは確かに超大学レベルだが、私にかかれば解けなくはない。答えは3だよ」
「いいや、4だぞ」
獄寺達はようやく終われる…そう思った直後の訂正の声に振り返れば、先程から寝ていたリボーンが起き上がっていた
リ「おまえ、ネコジャラシの公式ミスってるぞ。答えは4だ」
『…リボーン？』
「んん…？あのモミアゲ…どこかで…
ああ！思い出したぞ！あなたは天才数学者のボリーン博士じゃありませんか！」
『……ボリーン？』
「間違いない！彼こそ学会に時おり現れて、不可能と言われてきた問題をことごとく解いていく、幻の天才数学者ボリーン博士その人だ！！」
そうして見せてきた書類には、確かにリボーンにそっくりの人物の写真が写っていた
「私の答えは間違っていたよ。答えは4だ」
ハ「リボーンちゃんすごいです！神童です！」
リ「( ・ω・ )zzz」ｽﾋﾟｰ
気づい時には既にリボーンは再び眠っていて…目は開いたままだった
『リボーン…っ…さすが…』
山「ハハハ。こりゃ全部寝言だな。考えてみろよ。こいつまだ赤ん坊だぜ」
『ぁ…はい。』
獄「そ、そーですよね！世の中には似た奴なんてゴロゴロしてますし！」
『…はい。(本当だって言われても…信じられそうだなぁ)』
宿題が無事に終わり、全員が解散した後…歩美は今だ眠ったままと思われるリボーンにそっ…と近づいた
『リボーン…っ……ネコジャラシ、の、公式…私にも、教えて…くれません、か？』
リ「……そのうちな」
『(ｸｽｯ)…ありがとう、ございます…』
やはり、自分の家庭教師をしている人物はすごい人なのだと…歩美は改めて確信するのだった
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くまさん(プロフ) - とても面白いです！ツナの成り代わり小説が好きなのでみれてよかったです！これからも頑張ってください (2019年2月22日 1時) (
レス) id: b86cabc8e3 (このIDを非表示/違反報告)
レインガーナ(プロフ) - えーと、今回はじめてすべて読んですごく面白かったです！オチは獄寺君が良いなぁ(ﾎﾞｿｯ (2019年2月11日 23時) (レス) id: c89d3d410a (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ミリアさん、本好きさん。コメントありがとうございます！オチついては雲雀さんが多いようですが、現在は獄寺くんをと思ってます。ツナ成り代わりで雲雀さんオチって結構多いので… (2019年2月10日 15時) (レス) id: daaab74543 (このIDを非表示/違反報告)
本好き - とても面白いです。この作品のファンになってしまいました。続きがきになりまます！無理をせずに更新頑張って下さい！応援しています！オチがあるなら雲雀恭弥さんがいいです。 (2019年2月10日 11時) (レス) id: 85ea7aa836 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - リボーンのツナの成り代わり作品は、大好きなので凄く嬉しいです!!今後の展開と続きが楽しみです！!オチがあるなら雲雀さんをお願いします。今後も無理せず体調に気をつけて自分のペースで更新頑張って下さい。ファンとして応援してます。 (2019年2月10日 10時) (レス) id: 5216ee3091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2019年2月8日 20時
