標的２…イタリアからきた彼（２） ページ4
続き
同じ委員会である持田に呼ばれ、京子はアユに振り返った
京「本当に手伝えなくてごめんね！それじゃあ、また明日ね！」
花「お詫びに明日なんか持ってくるわ。それじゃ、また明日」
『はい。二人とも、また明日…』
二人が去り、途端に静かになった体育館で…歩美は黙々と掃除を始めるのだった…
……
掃除が終わって帰宅した歩美に、母…沢田奈々が慌てて駆け寄ってくる
奈「アユちゃんおかえりなさい！いつもより遅かったから心配したのよぉ」
『ご、ごめんなさい…体育館の掃除をしていたら、遅れてしまって…』
奈「ちゃんと無事に帰ってきてくれてよかったわぁ！」
奈々の心配に、歩美は場違いにも嬉しさに顔をあからめふにゃりと頬をゆるめた
奈「あっ、実はね！家庭教師の先生に来てもらってるの！」
『家庭教師…？』
奈「そう！ポストに面白いチラシ入っててね？
“お子様を次世代のニューリーダーに育てます。学年・教科は問わず。リボーン”
ステキでしょ？こんなうたい文句見たことないわ」
『………はい。』
うさんくさい…そう思った歩美だったが、母の楽しそうな顔にただ頷いた
奈「アユちゃんは元々頭がいいけど、家庭教師の先生なら、アユちゃんが知らないこをたっくさん教えてくれるんじゃないかなって思って！」
『……はい。嬉しいです』
「ちゃおっス」
母の気遣いにまた顔を赤らめていた時、ふと…足元から声が聞こえて目線を下げると…
「オレは、家庭教師のリボーン」
カメレオンを乗せた黒帽子に黒スーツを身にまとい、首には黄色いおしゃぶりをさげた……40cm程の黒髪の赤ん坊
奈「あら、先生！」
『…この子が？』
リ「3時間ほど早く来ちまったからな。少し待たせてもらってたんだぞ」
『……すみません。お待たせしました』
リ「問題ねーぞ。んじゃ、早速部屋に行くぞ」
『はい。』
今の状況にかなり疑問はあったものの…特に変わらず即了承し、自然な流れでリボーンを抱き上げ二階の自室へ向かう
『つきました』
リ「ありがとな。細かい気遣いができるってのは、なかなかポイント高いぞ」
『(ポイント…？)…ありがとうございます。それで…ぁの……ぇと…今から、勉強を？』
リ「いや。勉強を教えるって言うのは建前で…
オレの本当の仕事は、お前をマフィアのボスにすることだ」
小さなアタッシュケースから取り出したライフルを構え、赤ん坊…リボーンは堂々と告げた
続く
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くまさん(プロフ) - とても面白いです！ツナの成り代わり小説が好きなのでみれてよかったです！これからも頑張ってください (2019年2月22日 1時) (
レス) id: b86cabc8e3 (このIDを非表示/違反報告)
レインガーナ(プロフ) - えーと、今回はじめてすべて読んですごく面白かったです！オチは獄寺君が良いなぁ(ﾎﾞｿｯ (2019年2月11日 23時) (レス) id: c89d3d410a (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ミリアさん、本好きさん。コメントありがとうございます！オチついては雲雀さんが多いようですが、現在は獄寺くんをと思ってます。ツナ成り代わりで雲雀さんオチって結構多いので… (2019年2月10日 15時) (レス) id: daaab74543 (このIDを非表示/違反報告)
本好き - とても面白いです。この作品のファンになってしまいました。続きがきになりまます！無理をせずに更新頑張って下さい！応援しています！オチがあるなら雲雀恭弥さんがいいです。 (2019年2月10日 11時) (レス) id: 85ea7aa836 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - リボーンのツナの成り代わり作品は、大好きなので凄く嬉しいです!!今後の展開と続きが楽しみです！!オチがあるなら雲雀さんをお願いします。今後も無理せず体調に気をつけて自分のペースで更新頑張って下さい。ファンとして応援してます。 (2019年2月10日 10時) (レス) id: 5216ee3091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2019年2月8日 20時
