【リボーン×ブリーチ】月明かりの少女は夜空に舞う《破面編Ⅲ》 (ページ4)

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第百三番目ページ4

ネリエルさんとノイトラの戦いに意識が奪われてしまってる一護に、すかさず攻撃が当てられる

…だから、攻撃する前に仲間に不意打ちをしてもらいました♪

テ「ぐっ！」

了「極限に手は出させんぞ！」

ク「Aの大事な人達…私達が守る！」

攻撃しようとした人…テスラさんが一護の隣に現れた瞬間に、了にぃとクロームねぇが一護を守って反撃をしてくれた

突然自分の横で行われた攻防に、一護は驚いて周りを見渡す

一「な、なんだ！？」

『大丈夫です。二人は私達の味方ですから』

一「み、味方…けど、あいつらって破面じゃ…」

恭「そんなこと気にするより、君は傷を治すのに専念しなよ
君みたいな怪我人に出てこられても、彼女が君を庇って動きづらくなるだけだろうからね」

『恭弥…もっとオブラートな言い方できないんです？』

一護が傷ついちゃいます…

そう心の中で続けながら一護に視線をずらせば、予想通り…ぐうの音も出ないと言った様子で大人しくなっていた

まあ、静かにはなりましたけどね…

再びノイトラとネリエルさんの戦いを見ながら、時々二人の戦いを見る

2組とも実力は互角…その代わり、テスラさんの方は二人のコンビネーションに押されつつあるみたい

そして、先に戦況が変わったのは…

ネリ「謳え…」

ノ「く…そッ！！」

ネリ「“羚騎士(ガミューサ)”」

ネリエルさんの解放の言葉と同時に、周囲を強烈な風が吹き荒れる

そして砂煙から現れたのは、上半身が人で下半身が馬のような獣の…ケンタウロスみたいな姿のネリエルさんが現れて、その手には大きなランスが握られている

勢いよく投げられたそれは、防ぐために構えたノイトラの斬魄刀を容易く壊し、その体に深々と突き刺さる

ネリ「…安心して、命までは取らないわ…」

そうして、再びランスを構えた

その瞬間…

ぽんっ

そんな軽い音を立てて、ネリエルさんは…小さな子供のネルに戻ってしまう

『恭弥！！』

恭「わかってるよ」

ノイトラがネルを踏み潰そうとした…のを、なんとか恭弥が間に合って防いでくれて、私はネルを連れて一護達のそばに

ノ「んだよ…またてめえか」

恭「悪いけど、目の前で小さな子供が傷つのをAは嫌うけど、好きに暴れられないからね…」

ノ「…結局、誰が相手だろうが結果は同じなんだよ！！」

そして再び…ノイトラと恭弥…二人の武器が火花を散らした

5と雲、再びーー

(恭弥…無理しないで)