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第百十四訓 ページ23

Aサイド


辰兄にもらった薬はちゃんと効果を発揮したみたいで、Aは朝起きたら大人になってた!


Aも驚いたけど、また子はもっと驚いてた


けど、兄様はあんまり驚いてなくて、すぐにAだって気づいてた
嬉しいけど、ちょっとつまんないなぁ……なんて、少し前のAだったら思わないようなことを考えていた


Aがそんな思考を途切らせて、また兄様を見上げるけど…だんまりのまま動かない


そんな時、また子が何かを思い出したように声を上げた



ま「晋助様!今日は例の会談の日っス!!
放心してないで、急いで準備してほしいっス!!」

『……そっか…春雨との会談…今日だった…ね』

高「……誰か、代わりの奴やっとけ」

万「それは困るでござるな、晋助」



そんな声が聞こえて顔を向けると、先日まで包帯を巻いていた万斉が立っていた



『万斉…怪我』

万「ああ…もう大丈夫でござるよ
それより、晋助。会談にはお主本人が行かねばならんでござる」

ま「そうっスよ、晋助様!!
今回の会談は、今後の活動に大きく影響が出るから失敗できないって、ご自分で言われてたんっスよ!?」

高「……」



兄様は二人の言葉に耳を貸そうとせず、Aの方に視線を向けたまま……もしかして…



『……兄様、A…船でお留守番…してるよ?
兄様が望むなら…部屋から一歩も…出ない』

高「A…」

『大丈夫だよ、兄様…
Aは…どれだけ経っても…兄様と……ずっといっしょ』



Aがそう言うと、兄様はしばらく固まったあと…柔らかく微笑みAの頭を撫でた



高「そうだよなァ…俺ァなにを、おかしなこと考えてたんだ
Aが俺から離れて生きるなんてことなんざ、永遠にねェのになァ…」

『兄様…Aは、どこにいれば…いい?』

高「部屋にいろ…って、いいてェところだが…そこまでしなくていい
だが、船からは降りるな…いいな?」

『うん…兄様』



そう、兄様と約束して、みんなで朝食を食べた


そのあとすぐ、兄様は万斉を連れて会談の場であるホテルへ向かって行った


Aは、作戦を立てたり指示を出したりはするけれど、別の組織との会談に出て行ったりはほとんどない…兄様がダメだって言うから


兄様の許しも出たから、一日限定のこの体…満喫しようかと思います!!



大人のAの姿ーー

簡単に言えば、女体化した胸大きめの高杉

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設定タグ:銀魂 , 鬼兵隊 , オリジナル   
作品ジャンル:アニメ
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堕天使 - 面白かったです。更新頑張って下さい (2016年9月11日 0時) (レス) id: da9a796715 (このIDを非表示/違反報告)
桜子 - おもしろかったです、更新待ってます (2016年8月31日 15時) (レス) id: 6d3bb9a613 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - gumliaさん» gumliaさん、指摘ありがとうございます!更新の方も頑張ります!! (2016年5月18日 19時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
gumlia - 指摘ですが「貞春」ではなく「定春」ですよ。これからも更新頑張ってください! (2016年4月23日 1時) (レス) id: 5dbab745da (このIDを非表示/違反報告)
坂田 花恋(プロフ) - キャラと言いお話と言い・・・すごく面白いです!!!高杉様と妹さんの絡みが好きです♪笑更新頑張ってください!!!!!いつまでも応援してます! (2016年4月10日 21時) (レス) id: 74d544e7e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215  
作成日時:2016年3月9日 23時

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