【銀魂】桜の下に舞う天女…6

第三百九十九訓 ページ46

前回のあらすじ…預けた背中
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周囲は真っ白なエリザベス達に囲まれ、この場にいる味方は三人…それでも



坂「お前らどうやら、調査がたらんかったようじゃの。地球の侍はまだ滅んじゃおらんきに」

銀「忘れちまったのか、てめーら天人の天敵の名を」

『この剣一本で夷狄から国を、友を、魂を護らんと戦った我等の名を』



互いの獲物を手に、構える



坂「攘夷志士、坂本辰馬！！」

銀「坂田銀時！！」

『春桜A！！』

銀坂「「『参る！！』」」



その言葉を合図に二つの勢力が激突し、なぎ倒されていく



銀「一夜限りの復活セレモニーだ！！」

『お前らのその腕、鈍ってないところを見せつけてみろォ！！』

坂「おう、任しとき思う存分暴れるきに
あの、攘夷志士後方支援を担当しております、坂本辰馬と申します！！よろしくお願いします！！」



銀時は木刀、Aは剣、辰馬は何故か名刺を持って進む


名刺を持って走り出した辰馬は、どこからが持ってきた座布団に座る



坂「あの代表者の双竜将軍(ダブルドラゴン)の片割れの方ですよね」

右「〈ライトドラゴンだ〉」

坂「ああ〜大変ですね。まっまっ、ちくっと座って苦労話でもきかせてください」

銀「何をしてんだァァァてめーはァァァ！！」

『苦労話なんて聞いてる場合じゃねーだろうがァァァ！！』

坂「ガッハッハッハッハッ
お前らはお前らで、存分に暴れちょき。わしにはわしの暴れ方ちゅーもんがある」



何故か坂本は敵の大将の片割れ相手に話し合い…もとい、商いを始めたのだ

彼らの求めているものが兵器だということを指摘した坂本は、進行形で戦っている銀時達を指差し…



坂「今宵紹介する商品は、白い悪魔ならぬ…白夜叉(しろいおに)でございます〜！！」

銀「何言ってんだてめェェ！！」

『銀時、お前商品にされてんぞ』

銀「ふざけんな！てめーから殺したろか！？」



坂本に目がいっている隙に畳み掛けたエリザベス達が、銀時にのしかかる

レフトの方がトドメを刺そうと跳び上がった所で脱出し、レフトを突き上げる



坂「千両箱の箱なんぞ幾らでもくれてやる。わしゃ金(なかみ)にしか興味はない
いや…中身は金ではないのう。他人から見れば、ただの傷だらけの古びた鉄の塊
じゃがわしにとっちゃあの仲間(ガラクタ)…ギンギラギンの財宝じゃきのう」



仲間に勝るものは無い…それを坂本は、臆することなく宣言した

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