第三百五十九訓 ページ5
前回のあらすじ…剣の使い方
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神楽と新八に「強くなりたい」という話があってから暫くが経った
Aが自分の部屋でテレビを見ながら、自分の髪をいじっていた
そんな時…
土「A、入るぞ?」
『む?トシローか』
部屋に入ってきた土方の手には、紙の束があった
土「お、珍しいな。Aが1人でテレビ見てんのは
気になる番組でもあったのか?」
『ああ、まぁな』
Aの言葉に土方がテレビを見ると、美容院の事が報道されていた
土「…髪、切んのか?」
『ん…近藤さんが美容院に行くと言っていたから、俺もイメチェンしようかな〜と思ってな』
土「お、おう…そうか」
『…俺の髪が短くなるのは、嫌なのか?』
土「Σそっ、そういうわけじゃねェよ
…けどなぁ…」
『…けど?』
土方は明後日の方角を見上げながら、言い出しずらそうに頭を掻く
土「その、なんだ…髪の短いAも俺ァいいと思う
だがなぁ…」
『…だが?』
土「……俺は、髪の長い方が…好きだ///」
『……そうか。なら、伸ばしたまま、髪型を変えてのイメチェンで我慢するな
もちろん、手伝ってくれるんだろ?』
土「ッツ…!!
……へ…ヘタだぞ?」
『いいさ。だから、お前好みの好きな髪型にしてくれよ』
そういうとAはポニーテールに結い上げていた髪紐を解き、それを土方に手渡し背を向けて正座した
解かれたAの髪は床に少しつき、床に散らばっていた
そんなAを背後から…若干顔を赤くしながら見つめて少し考えた土方は、床に散らばったAの髪を集めだした
そして、待つ事暫く…
土「……よし、出来たぞ」
そう言って、土方が結い上げたAの髪は…
『…尻尾みたいだな』
Aの鮮やかな桜色の髪は首のすぐ後ろで結われ、あとは緩く背中にあった
『これが、トシローの好きな髪型…なのか?』
土「たっ、確かに好きだが……
…俺は、Aがどんな髪型になっても、このまま変わらずに好きでいられる自信がある!!」
『………ッッ////!?
ばっ、バカッ!!』
土「Σはぁ!!なんでだ!?」
『ふっ…不意打ちは、卑怯だぞ…////』
土「……わっ!わりィ…////」
『べっ…べっに…///』
2人は互いに顔を真っ赤にして、近藤が慌てた様子で帰ってくるまでそのままだったという…
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十六夜☆(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます!リアル事情が忙しいのと次の予定が入っているため作るかは未定ですが、作るとすればワルトリとKは知らないので転スラで書くと思います (2017年11月23日 18時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く面白かったです続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったら銀魂の高杉か銀時の姉か妹がワールドトリガーかKか転生したらスライムだった件の世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも更新頑張って下さい (2017年11月22日 12時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
マグロ(natusuzu)(プロフ) - このシリーズを最近見始めました!めちゃくちゃ面白いです!これからも頑張ってください! (2017年11月20日 19時) (レス) id: ae3e5d6dd9 (このIDを非表示/違反報告)
天羽苺(プロフ) - この作品は昔から読ませて頂いていて、続きがすごく気になります(笑)更新頑張ってください! (2017年8月13日 20時) (レス) id: e96f55d5d0 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜☆(プロフ) - ぶつりさん» Σ(°д°ノ)ノほ、ほんとだ!!すみません、今直しました!ぶつりさん、教えて下さりありがとうございます!! (2016年9月14日 19時) (レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2016年2月20日 23時