【銀魂】桜の下に舞う天女

第五訓 ページ7

前回のあらすじ…大使館がアボーンw
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一つのホテルを睨みつける真選組の隊服を着た人間達…その先頭に立つのは、先ほど会話をしていた三人だった



土「山崎、ここであってんだな」
山「間違い無いです。ここに入って行くのを確認しました」



その言葉に分かったとだけ返した土方は、自分の肩ぐらいの身長のAを見下ろした



『…どうしたんだ？』
土「…本当に行けるか？」
『……その言葉の真意は察するが…今俺が立っているのは、真選組副長補佐という居場所だ…奴らが敵となったのなら…俺は迷わず斬り捨てる』



『それに…』と悲しそうな笑みを浮かべて、土方を見上げた



『奴らの知っている俺は…あの日にすでに死んでいるのだから…』



土方は…そう呟くAの頭を撫でようと手を伸ばすと…Aを挟んで隣にいた沖田に叩き落された



沖「マジで死んでくだせぇ土方さん」
土「テメェ総悟ぉ…(怒)」
『？』



気を取り直すように自分の頬をパシンと叩いた土方は、再びホテルを睨みつけた



土「よし…行くぞおめぇらっっ！！」
「「「「うぉぉぉおおお！！」」」」



その掛け声とともにホテル内に入り、目的の部屋の前に到着して、土方の両端にいたAと沖田がふすまを蹴り破った



土「御用改めである！！神妙にしろテロリストどもっっ！！！」



そんな大きな声に反応して、攘夷浪士が一斉にその原因である土方をみた(Aは蹴り破った瞬間に沖田の後ろに隠れた)



浪士「し、真選組だぁぁぁああ！！！」
桂「イカン逃げろォ！！」
土「逃がすなぁ！！一人残らず討ちとれぇぇええ！！！」



リーダーである桂の声で、浪士達が蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う


そんな中、A、土方、沖田の三人は、桂と幹部と思われる三人を追いかけ始めた

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