【銀魂】桜の下に舞う天女

第四十五訓 ページ47

続き
ーーーーーーーーー

そんな時、銀時と土方の前にいた四人は、二人の後ろを凝視した



銀「なんだオイ、驚かそうたってムダだぜ。同じ手は食うかよ」



そして…四人の目が点になった



土「…おい、しつけーぞ」

新「ぎゃああああああ！！」



新八の叫び声を合図に、三人は飛び出し、Aは沖田がなぜか横抱きにしていた



銀「オッオイ！！
…ったく、手のこんだ嫌がらせを」
土「これだからガキは…」

銀土「「ひっかかるかってんだよ」」



二人が後ろを向くと…


赤い着物を着た恐ろしい顔の女の顔…



銀土「「こっ、こんばんは〜」」




ギャアアア！！！



二人の悲鳴が響き渡った



新「みっみっみっ見ちゃった！ホントにいた！ホントにいた！」
神「銀ちゃああん！！」
沖「奴らのことは忘れろィ、もうダメだ」
『おい総悟、いい加減降ろせ！』



三人は速度を落とさずに廊下を走っていく
すると、四人がいた部屋から盛大な音が響き渡り、銀時と土方が猛ダッシュでついてきた



新「きっ…切り抜けてきた！」
『待て！あいつらの後ろ…』
新「しょってる！？女しょってるよオイ！！うわばばば！！こっち来るなァァ！！」

土「オイぃぃぃ、なんで逃げんだお前らァァ！！つーか総悟！A降ろしやがれェェ！！」
銀「アレ？ちょっと待てオイ、なんか後ろ重くねーか？
オイぃ！これ絶対なんか背中に乗ってるってオイ！ちょっと見てくれ、オイ！なんか乗ってるだろ！」

土「しらん！俺はしらん！」
銀「いや乗ってるって、だって重いもんコレ」
土「うるせーな自分で確認すればいいだろーが！」
銀「お前ちょっとくらい見てくれてもいいんじゃねーの！？」
土「こうしよう、せーので同時にふりむく。
お前絶対見ろよ！裏切るなよ！

ハイせーの」



そして…二人の後ろには先ほどの女が…



銀土「「こっ、こんばんは〜」」



そして…再び二人の悲鳴が、屯所内に響き渡った

第四十六訓→←第四十四訓

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す