第五十五幕…憑依(続) ページ46
続き
骸(獄)「クフフフ…気づきましたか。これが特殊弾による憑依だと」
綱「特殊弾って…死ぬ気弾のこと…？」
リ「そうだ
憑依弾はその名の通り、他人の肉体にとりついて自在に操る弾だぞ
エストラーネオファミリーが開発した特殊弾で、こいつを使いこなすには強い精神力だけでなく、弾との相性の良さが必要とされていたんだ
だが…使用方法があまりにも酷かった為、マフィア界で禁弾とされ、弾も製法も闇に葬られたはずだ」
骸(獄)「マインドコントロールの比ではありませんよ。操るのではなく乗っ取るのです
そして…頭のてっぺんからつま先まで支配する
つまりこの体は…僕のものだ」
綱「や…やめろ！！！」
リ「ランチア程の男を前後不覚におとしいれたのもこの弾だな。だが…なんでお前が持ってんだ？」
骸(獄)「僕のものだから…とだけ言っておきましょう」
骸(獄)「さあ…次は君に憑依する番ですよ…ボンゴレ十代目」
綱「なっ…俺！？」
『！！』
リ「やはり…お前の目的は…」
骸(獄)「クフフフ…目的ではなく手段ですよ。若きボンゴレのボスを手中に収めてから…”僕達”の復習は始まる」
綱「な…何言ってんの〜〜！？俺なんてダメダメでいいことなんてないって！！」
リ「ヤツの剣に気をつけろ。あの剣に傷つけられると…憑依を許すことになるぞ」
その途端、骸(獄)は剣を投げた後、瞬時に綱吉の後ろにいたビアンキに憑依して、骸(ビ)の足元にいた雲雀の頬を切った
そして…ゆらりと立ち上がってトンファーを振り下ろしてくる雲雀の攻撃を、瞬時にAが短剣で防いだ
すると…骸(雲)はその勢いのまま倒れてしまった
骸(雲)「おや？この体は使い物になりませんね。これで戦っていたとは…恐ろしい男だ…雲雀恭弥」
そう言うと…その体のまま戦闘態勢をとるAを見た
骸(雲)「今は…Aがいると厄介ですね。少しの間…眠っていてください」
その瞬間…Aは急激な睡魔に襲われて…意識を失う直前…綱吉が必死な表情で自分の名を呼ぶ姿が見えて…そのまま闇の中に意識を沈めた
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十六夜☆(プロフ) - ごめんなさい！ミスってたんで書き直しました！確かに…百メートルは長いですよね〜（汗）面白いって言ってもらえて嬉しいです♪これからも頑張りま〜す (2015年6月21日 17時) (
レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜月空(プロフ) - おもしろい！！・・けど、第三十八幕の百メートルは長すぎだと私は思う・・・！ (2015年4月26日 12時) (レス) id: ddf984bb4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2015年3月19日 8時
