第十幕…彼女の正体 ページ11
山本自 殺未遂事件から一週間が経った
京子が綱吉の家で綱吉の母に《彼女》という言葉を訂正させる夢を見たり(実際は本当)、綱吉の家にリボーンを暗殺しに来たアホ暗殺者の”ランボ”がやって来たりと騒がしかったらしい
しかし…Aは昼休み、そんなことをそっちのけで木の上で昼寝を楽しんでいた
しかし…急な爆撃で寄りかかっていた木から落ちてしまい…その爆撃の原因である者たちにその姿を晒してしまった
その正体は…
『っ……ツナくん…獄寺くん…山本くん…リボーンくん…？』
綱「Aちゃん！？なんでこんなところに」
武「寝てたのか？」
『…(コクン』
リ「そういや、お前に聞きたいことがあったんだ」
『？』
リ「お前…《四龍》の血族だな？」
リボーンがそう聞いてきた瞬間…Aの周囲の空気が一気に重くなり…Aとリボーン以外は、絶えられなくなって膝をついた
『……リボーンくん…なんでそれ…知ってる？』
リ「四龍伝説とお前の関係性を少し調べたら…思った通りの結果が出てきたってわけだ」
綱「お…おい、リボーン！四龍って…なんだよ！Aちゃんに…なんの関係があるっていうんだよ！」
リ「四龍ってのはな
赤い龍神が人間の姿…緋龍王になって天界から降り国を治め、権力を欲した人間達に殺されそうになった瞬間…天界から四体の龍が舞い降り天界へ帰るように言った
だが、緋龍王はそれに応じなかった
龍達は緋龍を愛し…失いたくないと願った
青・緑・黄・白の四体の龍は緋龍を守る為、人間の戦士に自ら血を与え力をもたらした
力については俺は知らねーが、緋龍王の子孫がやがて初代ボンゴレボスと婚約を結び、その血は受け継がれ…ツナに受け継がれてんだ」
武「ツナ…お前ってドラゴンだったんだな」
綱「そ…そうだったの…でも…Aちゃんも」
獄「四龍ってこたぁ…あと三人いんじゃねーのか？」
『……正確には…《いた》…の方が…正しい』
綱「…いた？…死んじゃったの？」
『……初代緋龍が亡くなった後…四龍達は…ひっそりと…緋龍を待って…血を受け継がせ…生きていた
ある時…緋龍…生まれ変わり…少女が…ちりじりに…なっていた…四龍…集めて…高華王国…変えた
その後…再び四龍…散った…でも…四龍…二人結婚した
子供…二人の力…持って生まれ…残った二人も…結婚し…二人の力…持った子…生まれた
力…受け継いだ…先代は…用済み…不要
衰弱後……死ぬ……』
続く
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十六夜☆(プロフ) - ごめんなさい！ミスってたんで書き直しました！確かに…百メートルは長いですよね〜（汗）面白いって言ってもらえて嬉しいです♪これからも頑張りま〜す (2015年6月21日 17時) (
レス) id: cb146d85e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜月空(プロフ) - おもしろい！！・・けど、第三十八幕の百メートルは長すぎだと私は思う・・・！ (2015年4月26日 12時) (レス) id: ddf984bb4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2015年3月19日 8時
