34.読めなくて ページ34
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JK「あー、えっと夜中寒くて起きちゃって。
勝手に入り込んでごめん。ダメだった、よね？」
悔しいけど、そんな風に私より可愛い顔で言われたら誰だって許してしまうよ。
これは、グループのみんなも甘やかしたくなるわけだ。
「ダメとかじゃないけど、心臓がもたないから。」
思わず出た言葉にハッとして口を押さえる。
こんなこと言ったらまるで私がジョングクくんのこと好きって言ってるみたいじゃん。
JK「じゃあさ、これは？」
そう言っておでこにキスされる。
「ひゃっ！」
たぶん私いま顔真っ赤だ。
そして、目の前の彼はわざとやって楽しんでる。
「ひどい！年上をからかって！」
JK「あははは。だってヌナが可愛くてつい。」
「え？」
今なんて？
そう思って彼に目をやれば、なんとも言ってしまった感溢れてて気まずそうにする彼。
お互い気まずさと恥ずかしさから、無言で背を向ける。
なに、今の。
免疫のない私にとっては爆弾みたいな発言なんですけど。
「今日っ、そっちはリハーサル何時からなの？」
とっさに話題を変えて
JK「えっと、確か14時からだったかな。」
「私は13時からだから。迎えが10時なんだけど……っていま何時？」
時計を見ればもうすぐ9時になろうとしていて、慌てて準備に取り掛かる。
最悪だ。
起きた拍子にベッドの下に悲しそうに置かれた王子様を見つける。
こんなことする人は一人しか居ない。
それを抱き抱えてバッと彼を振り返れば、ニコッと笑ってこっちを見ていた。
JK「今週はここに帰ってくるから、よろしくねヌナ。」
やっぱりジョングクくんは、会った時からそうなんだけど全然読めない。
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (
レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー！続き気になります。更新はする予定ですか？ (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uz
| 作成日時：2020年12月17日 11時
