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33.ズルい僕は【JK】 ページ33

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「やっと起きた…おはよう、ジョングクくん。これはどういうこと?」

JK「…おはよう?」



自分がした行動を思い返す。


昨日Aヌナがお風呂に入ってるのをソファーで待ってた僕はほんの悪戯心で、寝たふりをしてみようって思って。


そしたら、彼女はブランケットをかけてくれて、寝てると思った僕の寝顔をずっと見てて、しまいには



「寝顔ずっと見てられるかも」



なんて言われてしまう始末。



起きてましたなんて、言えるわけもなく。


だけど良いことを思いついたんだ。


ちょっと薄目に彼女を確認して、寝ぼけたフリして彼女にキスした。


もっと驚かれたりするかなって思ったけど、最悪殴られることも覚悟したけど。


一瞬かすかに合った目は驚いてはいたけど、嫌がってるという感じではなくて、それがまた嬉しくて。


この幸せな気持ちのまま眠りたくて、そのまま眠るフリをした。



しばらくフリーズしてたであろう彼女は、唇を軽く押さえながら寝室へと向かっていった。



はぁ、良かった。バレなくて。



こんな幸せな気持ちなのに、やっぱり眠れるわけなくて。

いなくなったリビングのソファーでモヤモヤしてしまう。


いつもなら秒で寝れるのに。


スマホを見たり、なんとか時間を過ごしたのだけれどやっぱり眠れない。


お手洗いを借りて、リビングに戻ろうとした時に覗いて見えた、寝室に眠るヌナの姿。


大事そうに抱きしめる枕は例の二次元のヤツがプリントされていた。


やっぱりあったんだ。笑


そんな姿が可愛いけど、可愛くない。


正確には面白くない、かな。



無性に抱きしめたくなって、抱き枕を奪って二次元のソイツをベッドの下に投げ捨てた。


けど、彼女は深い眠りについてたみたいで起きる気配はない。


だから、そっと代わりに抱きしめて眠った。


これからは僕が抱き枕になるから、なんて柄にもないこと思いながら。




そして、今目の前の彼女は寝起きなはずなのに、もうすでに整った顔をしてて、なにもう…可愛すぎて困るんですけど。




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設定タグ:BTS , ジョングク , グク   
作品ジャンル:恋愛
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー!続き気になります。更新はする予定ですか? (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:uz | 作成日時:2020年12月17日 11時

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