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✱ ✱ ✱
やっぱり俺じゃダメだったんだな。なんて思う。
だってAの隣にいる井上瑞稀は、やっぱり雰囲気が違くて。
お似合いだって思った。それと同時に、今までAの側にいたことが恥ずかしくなった。
ただ雇われただけの、普通の人なのに。
「……好きだよ、A」
ゆるやかに動く腰。細い体を抱きしめながら、呟いていた。
井上瑞稀が、Aを狙ってることくらいわかった。
だからわざと今日もついて行った。って言うか男の家に一人で行くとか無防備すぎでしょ。
「……あっつ……A本当ここ好きだね」
「っるさ、い」
弱っていく姿がたまらなくて。いつも調子に乗ってしまう。
ナカを狭めながら、Aが俺の背中に腕をまわす。
そんなことされたら。乱暴になっちゃうよ。
「っ……今日で最後にするから」
「え……」
だってもう。好きな人いるんだよね。
こんなこと出来ないよ。もうしちゃいけないよね？
今まで好き勝手にしてごめんね。Aに想いをぶつけられる、唯一の時間だったから。
「だから、一回なんかじゃ帰せない」
妖しく上がる口角。容赦なく最奥を突いて、欲を吐き出した。
ー優斗は寝てしまったらしく、すやすやと可愛らしく寝息をたてている。
……まだ下腹部に違和感。激しくしすぎなのよ。
こんな状況で寝れるはずがない。だって、『最後』って言った。
今日で、終わり。この関係も。明日からは、純粋な執事。
嘘、ついちゃった。ごめんね。
幼い寝顔を見て、そっと髪に触れた。
──『私だけど』
『ヤバ(笑)。名前表示されなきゃ誰だかわからなかった』
『土曜日空いてるんだけど、どこ行くの？』
『16時そっち迎えに行くよ。また日にち近くなったら連絡するね』
『はーい』
ベッドに投げるスマホ。ふかふかの枕にボフッと埋まる。
……まぁ、瑞稀とは話合うんだけど。意外に優しいし。
付き合いたいとか、くっつきたいとか……思わないんだよね。
あぁもう、私どうかしてるのかな。このまま本当に瑞稀を好きになれば良いのに。
……優斗に会いたいよ。寂しい。ぎゅって、してほしい。
土曜日はきっと、完全に二人きりだろう。
今日の情事を思い出して。欲しがるように、入口が収縮した。
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すず - 瑞樹くんしんどいよーーーーー好き (2019年8月24日 0時) (
レス) id: 580bd29777 (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - れなさん本当に大好きです( ；；) (2018年4月14日 12時) (レス) id: 8cf3e1b822 (このIDを非表示/違反報告)
りみるく(プロフ) - 柚葉さん視点の瑞稀くんとのお話が見てみたいです！ (2018年3月30日 21時) (レス) id: c4887ae4b8 (このIDを非表示/違反報告)
れなさん(プロフ) - ねるちさん» ねるちさんこんにちは！いつもありがとうございます。そんなに褒めていただいて本当に恐れ多いと言うか照れると言うか(汗)。もう終わってしまいますが、ぜひよろしくお願いします！ (2018年3月30日 12時) (レス) id: c72a49e4f9 (このIDを非表示/違反報告)
れなさん(プロフ) - ゆのんさん» ゆのんさんありがとうございます！今日最終話ですが、ぜひ最後までよろしくお願いします(ペコリ) (2018年3月30日 12時) (レス) id: c72a49e4f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れなさん
| 作者ホームページ：れなちゃん(@pinky_lovers98)さんをチェックしよう https://twitter.com/pinky_t17?s=...
作成日時：2017年11月14日 18時
