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いざ寝ようと思ったらなぜかマイキー君に連行された。
着いた先はマイキー君の部屋。
「一緒に寝ようぜ♡」
ニッコニコ笑顔のマイキー君に何も言えなくなったが、誰かと一緒に寝たことなんてなかったので、一緒に寝ると楽しいのだろうかと思いマイキーの誘いにＯＫを出してしまった。
マイキーは一瞬キョトンとしていたが、心底嬉しそうにAを抱きしめながらベッドに入った。
「Aは小せぇなー。オレの腕にすっぽりじゃん」
『…(あったかい)』
一人で寝る布団より誰かと一緒に寝た方が暖かいのだと初めて知った。
「…A？」
普段眠りの浅いAはちょっとした物音でも起きてしまうのに、マイキーの腕の中でスーッと深い眠りについていた。マイキーの胸元をキュッと握りしめて。
その姿にマイキーは悶絶してしまった。
オレ、理性持つかな…
そんな風に考えたのも一瞬で、マイキーもAをギュッと抱きしめ深い眠りについた。
Aは深い眠りについた為、何も夢を見ることなく朝を迎えることができた。
身体も軽く、スッキリしている。
起きたときにマイキーの整った顔が間近にあったことに声を上げそうになったが、一緒に寝たことを思い出して叫び声をぐっと飲みこんだ。
マイキーの腕の中からそっと抜け出し、制服に着替えるため洗面所に向かった。
身支度を整え、朝食とお弁当の準備を始めた。
簡単な朝食を作り、お弁当のおかずを詰めているときにエマが起きてきた。
「え！？これAが！？嬉しい〜！！ありがとう！！」
エマは朝食だけでなくお弁当まであることにとても喜んだ。
エマも誰かにお弁当を作ってもらうことなんて何年ぶりだろうと考えていた。
エマにお味噌汁の味見をお願いしている間にAはマイキーの元に戻り声をかけた。
『マイキー君、おはよう。朝だよ。ご飯食べよう』
「んん〜…もうちょい…」
『じゃぁマイキー君は朝食は棄権ということで』
「起きた！もう起きたから！！」
子供のような姿にAはフっと笑った。
Aが作ったのか？と聞いてくるマイキーにAは黙って頷いた。
その姿に気を良くしたマイキーは寝間着姿のままウキウキと食卓に座るのだった。
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華(プロフ) - クリスさん» お返事が遅くなりました。コメントありがとうございます！稀咲くんはあんまりですが、半間くん大好きなのでちょこちょこ入れさせていただいています( ´∀｀ )これからも楽しく読んでいただけると幸いです。 (2021年10月26日 16時) (
レス) id: e42c37c445 (このIDを非表示/違反報告)
クリス(プロフ) - 愛されてるヒロイン最高です！キサキとか敵キャラにも地味にスポット当てられてるのも個人的には最高です！続き楽しみにしております！ (2021年10月25日 11時) (レス) id: 6dab28c1fc (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - シガラキさん» コメントありがとうございます！イザナ君不足なので自給自足してみました( ´∀｀ )気に入っていただけてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2021年10月23日 14時) (レス) id: e42c37c445 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 凛華さん» コメントありがとうございます！理想と言っていただけてとても嬉しく思います。これからも楽しんで読んでいただけるよう頑張ります！ (2021年10月23日 14時) (レス) id: e42c37c445 (このIDを非表示/違反報告)
シガラキ(プロフ) - 余りイザナが出てくる作品なくて困ってたところ、この作品を見つけました。本当に面白い作品ですね！続き楽しみに待っています。 (2021年10月23日 7時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華 | 作成日時：2021年10月22日 1時
