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誰もいないのを確認してササっと制服に着替えるA。
最近は熱くなってきたので、ワイシャツにカーディガン姿。
準備もできたところで教室に向かう。
そろそろ唯が登校してきている時間だろう。
昨日のこと謝らなければいけないな、と思いながら。
「でね、灰谷兄弟めっちゃカッコよかった〜！！」
は？？と思い教室を覗くと、唯が場地君と千冬君に昨日の出来事を話していた。
「灰谷兄弟ってアレだろ、オレ達よりやべぇ不良だぞ」
「大丈夫だったんですか？」
『全然大丈夫じゃないかな。変なのに目をつけられた感じ』
突然の私の声にびっくりした様子の３人。
『クレープは食べられない、不良には目を付けられる、帰り道でも変なのに笑われた。ホント最悪だったよ』
Aおはよ〜なんて能天気に挨拶してくる唯を適当にあしらい、自分の席に座る。
「Aさん、次はいつ部活休みなんですか？」
『んー、またしばらくはないかな。なんで？』
「千冬はお前と遊びてェんだよ。オレもな」
……？？
私と遊びたい？？
『……なんで？』
は！？と驚く３人。
遊ぶくらいいいじゃないか、不良から守ってやるよ、など言われるが、そんなことどうでもいい。
何で私と遊びたいと思うのだろう。
自分で言うのもあれだが、私は何の面白みもない。
無表情で愛想も良くなくて、一緒にいても楽しいことなどないのに。
『私と一緒にいても楽しいことなんてないと思うよ』
卑屈に聞こえてしまったかもしれないが、遊ぶなら３人で遊んできた方が絶対に楽しいと思う。私は楽しませる術を知らないのだ。
私はそのまま３人の会話に入ることなく、窓の外を眺めていた。
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華(プロフ) - 雨月さん» わぁー！ありがとうございます！文才がなくて申し訳ないと思いつつ、楽しんで書かせていただいております。更新頑張ります！ (2021年10月20日 7時) (
レス) @page33 id: e61a593d5c (このIDを非表示/違反報告)
雨月 - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2021年10月20日 6時) (レス) @page33 id: 76fe40f993 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 夜空さん» ヒェッ！！ありがとうございます！！感動しすぎて泣きました。嬉しすぎます！！夜空さんの言葉が励みになります！これからも私の妄想にお付き合いいただけると幸いです。あと私は神ではなくただのクソです！！ (2021年10月19日 22時) (レス) id: e42c37c445 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 華さんの小説大好きです！応援してます！神ですか?本当に華さんの大好きです！ (2021年10月19日 22時) (レス) @page25 id: df78dab7d1 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - チョコプリンさん» ありがとうございます！実はもう消そうと思っていたんです。応援の言葉を励みに頑張りますので、よろしくお願いいたします (2021年10月18日 21時) (レス) @page21 id: e42c37c445 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華 | 作成日時：2021年10月15日 0時
