∞16 ページ16
『私、その人たちに匿われた覚えないんだけどな...』
私のポツリと呟いた声は誰にも聞かれなかったらしい。
しかし、私の姿を見て大声を張り上げたのは数人の愛美愛主のメンバー数人だった。
「長内くん！！あの女だ！あの女、クソ強いんだ！」
「へぇ...可愛い顔してんじゃん、お嬢ちゃん♡」
私を囲って、ヤ っちゃうぞー♡だのおにーさん達が可愛がってやるよ♡といった声が聞こえる。
『女一人にこの人数？大勢じゃないとかかってこられないような腰抜け共が、私にいったい何の用？』
Aの言葉にドラケンはゾクっとした。
それは自分がマイキーと初めて会ったときにマイキーが口にした言葉と類似していた。
華奢でポッキリ折れてしまいそうなAの姿は、凛としていてビッときた。
『あ、誰かと思ったらこの前お粗末なもの女の子に見せつけてた変態くん達じゃん』
Aの表情は変わらないが、どこか楽しそうなAの声色に愛美愛主のメンバーのこめかみに青筋が浮かんでいた。
「この間はウチの奴らを可愛がってくれたって聞いたからよ、お礼をしに来たってワケ♡」
『ふーん』
私は赤い特攻服を着ている男(長内とか言うらしい)の言葉を適当に流し、カバンと弓の袋を地面に置いた。
そして
ドゴッッッッッッッッ！！！！！！！！
Aは地面に両手をつき、逆立ちの要領で長内の顎を下から蹴り上げたのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 328人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華(プロフ) - 雨月さん» わぁー！ありがとうございます！文才がなくて申し訳ないと思いつつ、楽しんで書かせていただいております。更新頑張ります！ (2021年10月20日 7時) (
レス) @page33 id: e61a593d5c (このIDを非表示/違反報告)
雨月 - めちゃくちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2021年10月20日 6時) (レス) @page33 id: 76fe40f993 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 夜空さん» ヒェッ！！ありがとうございます！！感動しすぎて泣きました。嬉しすぎます！！夜空さんの言葉が励みになります！これからも私の妄想にお付き合いいただけると幸いです。あと私は神ではなくただのクソです！！ (2021年10月19日 22時) (レス) id: e42c37c445 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 華さんの小説大好きです！応援してます！神ですか?本当に華さんの大好きです！ (2021年10月19日 22時) (レス) @page25 id: df78dab7d1 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - チョコプリンさん» ありがとうございます！実はもう消そうと思っていたんです。応援の言葉を励みに頑張りますので、よろしくお願いいたします (2021年10月18日 21時) (レス) @page21 id: e42c37c445 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華 | 作成日時：2021年10月15日 0時
