memories7 ページ12
悪夢のような日。
その日は特に仕事が忙しかった。
都内のビルで爆発があったことにより、重症者が緊急入院したからだった。
てんやわんやで仕事をしながらも若い警官が数名亡くなったことを聞いて“爆発”というワードに嫌な予感を浮かべながら仕事をしたのを覚えている。
ろくに休憩も取れなくて、終わったのは定時を悠に過ぎていた。
帰り道。
電話が来ていたことに気がつき掛け直す。
そこで私は、
親友、松田陣平から
もう1人の親友且つ愛する人、萩原研二の訃報を聞くこととなる。
絶望に打ちひしがれ、膝から崩れ落ちた。
松田が嘘を言っているじゃないか、そう信じたかったのに。
また私を揶揄ってるんでしょって。
でも、陣平はそんな言っちゃいけない嘘なんて言わない。分かってる。
それに、電話ごしに聞こえてくる泣くのを堪えようとして漏れてくる嗚咽が本当を物語っていた。
思わずケータイを落とし、膝から崩れ落ちた。
私、まだ何にも伝えられていなかったのに。
研ちゃん、
研ちゃん、
研ちゃん！！！！！！！！
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チョコレートコスモス(プロフ) - あおさん» わー本当ですね（ ; ; ）失礼いたしました！教えてくださりありがとうございます (2022年6月1日 21時) (
レス) id: 4ab3666003 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 松田の名前、陣平ですよ。 (2022年6月1日 19時) (レス) @page1 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコレートコスモス | 作成日時：2022年5月28日 17時
